サントリー「ジン」国内市場2倍へ 新CMキャラクターに平野紫耀が就任
サントリーが「ジン」の国内市場を2倍以上に伸長すると発表。新テレビCMのキャラクターを「Number_i」の平野紫耀さんが務めることも発表されました。
サントリーが2月7日、東京都内で「サントリージン戦略説明会」を実施し、アルコール飲料「ジン」の国内市場を2030年に2倍以上に伸長すると発表しました。
サントリーは、1936年に「ヘルメスドライジン」を発売。2017年にジン「ROKU<六>」、2020年に同じくジン「翠(SUI」をそれぞれ発売。今後は「ROKU<六>」「翠(SUI)」の両輪で「価値向上とユーザー拡大」を目指すということです。
そのため、1919年に誕生し、同社の工場の中で現存する最も歴史ある工場の大阪工場に55億円の設備投資を行い、「スピリッツ・リキュール工房の建て替え/新設」「浸漬タンク5基の新設」「蒸溜釜4基の更新」「開発生産設備の新設」を実施。
今後、「ROKU<六>」は、「旬を味わえる贅沢(ぜいたく)なジン」をコンセプトに、同ブランド初となる数量限定品「ROKU<六>SAKURA BLOOM EDITION」を発売、体験イベントなどを実施してマーケティング活動を行うとのことです。
一方の「翠(SUI」の戦略ポイントについては、居酒屋や自宅で食事と一緒に気軽に楽しめるアルコール飲料を目指すということです。缶タイプ「翠ジンソーダ缶」のみ、より「爽やかさ」を感じられるように、直線的なデザインから曲線的なデザインに変更。製法では、非加熱製法を採用し、ユズの香りが際立つ爽やかな味わいに変更します。
また、男性グループ「Number_i」の平野紫耀さんが「翠(SUI)」の新テレビCMキャラクターを務めることも明かされました。
発表会に登場した平野さんは、新テレビCMのキャラクターの就任に「うれしいです」とにっこり。キャッチコピーの「いと清々(すがすが)し。翠ジンソーダ」にちなみ、「ジンソーダを飲んで清々しい日々を送ってもらえるよう願っています」とコメントしました。平野さんが出演する新テレビCMは同月10日から放送スタートです。
(オトナンサー編集部)
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