自分の「髪質」 どうやって分かる? 何種類あるの? “疑問”を美容師に聞いてみた
髪質を調べる方法や手入れ時の注意点について、美容師に聞きました。
髪が硬く、全体的にボリュームが出やすい人もいれば、くせ毛になりやすい人もいるなど、人によって「髪質」が異なります。自分の髪質を調べたい場合、どうしたらよいのでしょうか。髪質は何種類程度あるのでしょうか。美容師の原木佳祐さんに教えていただきました。
髪質は主に5種類
Q.「髪質」は、どのような方法で調べることができるのでしょうか。
原木さん「7~8センチほどの抜けた髪や切った髪を、床と平行になるようにつまみます。このとき、髪質が硬い人はそのまま平行を保ちますが、柔らかい場合は垂れ下がるのが特徴です」
Q.髪質の種類について、教えてください。また、髪質が変わることはありますか。
原木さん「髪質は、主に5種類だと思います。硬くボリュームの出やすい『剛毛』、猫毛などとも呼ばれる『軟毛』、この2つの中間である『普通毛』、パーマがかけづらくストレートのクセがある『直毛』、パーマをかけているかのようにうねっている『くせ毛』があります。
これらの髪の特徴は年齢とともに変化する場合が多く、他にもダメージの蓄積やホルモンバランスなどでも変化することがあります」
Q.髪質に関する注意点について、教えてください。
原木さん「ヘアケアというと、どうしてもトリートメントに目がいきがちですが、実は髪質に合わせたシャンプー選びも非常に重要なポイントです。ダメージが気になる髪にはアミノ酸系シャンプー、パサパサ感をどうにかしたいときはベタイン系シャンプーなど、それぞれの髪の悩みに合ったシャンプーを使うようにすると良いですね」
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日々何となく「髪質」という言葉を耳にしてきましたが、美容師の皆さんはカウンセリングのほか、実際に髪を触ったときの感触などから、客に合った施術を行っています。髪は毎日のホームケアが重要になってくるため、ご自身の髪の悩みに合わせてシャンプーを選んでみてはいかがでしょうか。
(オトナンサー編集部)
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