オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

  • HOME
  • ライフ
  • 「わかめラーメン」35周年でワカメ“3.5倍”に! 「どうせなら35倍で」の声も、経緯を聞く

「わかめラーメン」35周年でワカメ“3.5倍”に! 「どうせなら35倍で」の声も、経緯を聞く

ワカメがたっぷり入ったエースコックの新商品が、SNS上で話題となっています。

「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ 35周年なのでわかめ3.5倍」(エースコック提供)
「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ 35周年なのでわかめ3.5倍」(エースコック提供)

 即席麺メーカーのエースコック(大阪府吹田市)が6月11日に発売した新商品がSNS上で話題となっています。ロングセラー商品「わかめラーメン」が35周年を迎えたことにちなみ、同社の通常商品の3.5倍量に上るワカメを入れているためです。

 SNS上では「ワカメたっぷりでおいしかった」「どうせなら35倍で」「ワカメこれだけのっていたらしょっぱそう」などの声が上がっています。企画の経緯について、エースコックの商品担当者に話を聞きました。

ブランドの若返りと新規ユーザー獲得狙う

 新商品の名称は「EDGE×わかめラーメン(ごま・しょうゆ/ごま・みそ)35周年なのでわかめ3.5倍」。麺の上に乾燥ワカメをかけてお湯を注ぐと、容器の表面がワカメで満たされ、麺が全く見えない状態となります。それもそのはず、通常の「わかめラーメン(ごま・しょうゆ/ごま・みそ)」で使用している乾燥ワカメ(約2.3グラム)の3.5倍にあたる、約8.1グラムの乾燥ワカメが入っているからです。希望小売価格は200円(税抜き)で、全国のスーパーやコンビニなどで販売中です。

 同社の「わかめラーメン」は1983年6月に発売されました。健康志向を意識したオリジナル商品の開発を目指し、ミネラルや食物繊維を豊富に含むワカメに着目。ワカメとラーメンを組み合わせることに懐疑的な声もあったそうですが、同じく体に良いとされるゴマと魚介エキスを使ったコクのあるスープを組み合わせ、ヒット商品に育ちました。俳優の故・石立鉄男さんを起用したテレビCMも話題となりました。

Q.商品名の「EDGE」は何を示すのですか。

担当者「2014年に誕生した当社のブランド名です。『驚き&やりすぎ』をテーマにさまざまな商品を発売してきました。過去の商品には、山盛りマヨネーズを入れた『鬼マヨ焼そば』、麺を埋め尽くす大量のスパイスを使った『鬼辛とんこつ醤油ラーメン』、ありえない量の背脂を入れた『鬼背脂とんこつ醤油ラーメン』などがあります。

『EDGE』を紹介したインターネット上の試食動画はシリーズ累計再生数が2000万回を超え、SNSを中心に大きな話題となり、インパクトのある『やりすぎ』感で若年ユーザーを中心に市場の新たなニーズを開拓してきました」

Q.今回の商品を企画した経緯は。

担当者「2017年春から企画をスタートさせました。『わかめラーメン』はロングセラー商品として愛されてきましたが、『新規ユーザーの獲得』『ブランドの若返り』という課題を抱えていました。10~20代の若年ユーザーに刺さる『EDGE』ブランドを活用することで、課題解決と話題喚起を狙いました」

Q.通常の「わかめラーメン」に比べ、容器が大きくなっているのはなぜですか。

担当者「増えたワカメが通常サイズの容器では収まらないため、大盛りカップを採用しました」

Q.ワカメを増量していますが利益は取れるのでしょうか。また味がしょっぱくなる心配はありませんでしたか。

担当者「今回の商品価格は通常の『わかめラーメン』(希望小売価格 税別180円)よりも高めに設定しています。また、開発時に『わかめラーメン』に通常の3.5倍量の乾燥ワカメを入れて試作したら、塩味が強くしょっぱすぎる味となりました。そのため、ワカメの量を考慮した上で容器の形状や味を調整しました。『わかめラーメン』らしいおいしさが楽しめる商品となっています」

Q.手応えはいかがですか。

担当者「『取扱店を教えてほしい』という問い合わせが、お客様窓口にたくさん寄せられています。メーカー出荷はおかげさまで順調に推移しています。今のところレギュラー商品化の予定はありませんが、ご要望が多ければ、第2弾の商品を販売する可能性もあります」

(報道チーム)

1 2

コメント