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「売ってお金に」「最後は捨てるのみ」…衣替えで不要になった服、どうやって処分する? 男女300人に聞く“断捨離”のリアル

「秋の衣替えと断捨離」に関する調査結果が発表されました。服を“断捨離”する際の処分方法はさまざまありますが、どの方法を取る人が多いのでしょうか。

服の断捨離、どうしてる?
服の断捨離、どうしてる?

 一気に気温が下がり、秋の気候となりつつある中、「衣替えしないと…」「断捨離しようかな」と考え始めている人も多いことでしょう。そんな「秋の衣替えと断捨離」に関する調査結果が、「買取専門店ウリエル」を運営するクオーレ(愛知県大府市)から発表されました。

「リサイクルショップ」は“手軽さ”で支持

 調査は2022年8月から9月にかけ、20~70代の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。300人から有効回答を得ています。

「夏物から秋冬物への衣替えはいつ行うか」を聞くと、最も多い回答は「9月下旬」(38%)、次いで「10月以降」(31%)となりました。9月に入ると過ごしやすい気温の日が増えますが、それでも日中は汗ばむ気温の日もあり、まだ半袖が手放せないと感じることも少なくありません。特に猛暑続きの近年は、「夏の終わり」を感じる時期が以前より遅くなってきていることもあり、本格的に秋の気配が色濃くなる9月下旬以降に衣替えを行う人が多いようです。

「夏物から秋冬物への衣替えで、断捨離する服の数」を聞いたところ、「1〜10着」と回答した人が84%を占める結果に。「断捨離する服の処分方法」については、トップとなったのが「捨てる」(225票)でした。以下、「フリマアプリ・オークションサイトで売る」(83票)、「リサイクルショップへ売る」(62票)、「人に譲る」(32票)、「リメイクする」(9票)となっています。

 処分方法の理由として、「捨てる」と回答した人からは「人にあげたり、売ったりするのは面倒だから(50代女性)」「ボロボロになるまで着るので、最後は捨てるのみというケースが多いです(50代男性)」といったコメントが。「フリマアプリ・オークションサイトで売る」人からは、「いらなくなった服をなるべくお金に換えて、新しい服を購入するための資金としたいから(50代男性)」「捨てるのはもったいないから誰かに使ってほしい(20代女性)」など、物価が上昇している中での堅実な生活ぶりや、愛着のある服を手放す名残惜しさが感じられる声が寄せられました。

 また、「リサイクルショップへ売る」と答えた人からは、「買取額は安いけど、手続きが簡単だから(30代女性)」「値段がつくものは売ってお金にしたいですし、売れないものも無償で引き取ってくれるのでリサイクルショップで全て事足りるからです(40代男性)」との声が。フリマアプリの方が高く売れる傾向があるものの、手間をかけたくない人にとっては、手軽に売れるリサイクルショップが魅力的なことがうかがえました。

(オトナンサー編集部)

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