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「大阪王将」3店が最低評価 外部機関による衛生監査の結果、公表 今後は抜き打ち実施も

大阪王将が8月2日、外部機関による本年度の衛生監査の結果を公表しました。

大阪王将が衛生監査の結果を公表(大阪王将のホームページより)
大阪王将が衛生監査の結果を公表(大阪王将のホームページより)

 大阪王将(大阪府枚方市)が8月2日、「大阪王将 仙台中田店」に対して、元従業員と名乗る人が「冷蔵庫に大量のナメクジがいる」とツイッターに投稿したことなどを受け、全351店舗(休業中・改装中の店舗を除く)を対象に実施した本年度の衛生監査の結果を公表しました。

Dランク店舗には再監査を実施

 同社によると、衛生監査は年1回、外部機関によって実施。本年度は5月11日から7月20日まで行われました。

 「清浄度検査(ATP検査:包丁・まな板・冷蔵庫取っ手・調理台・手指等の菌数検査)」「食材の管理検査(食材の温度管理)」など、4つの評価項目の点数の合計に応じて、Aランク(優)、Bランク(良)、Cランク(可)、Dランク(不可)と評価。Cランク以上を合格点としています。

 監査の結果、Aランク(100点~90点)は250店舗、Bランク(89点~80点)は85店舗、Cランク(79点~70点)は13店舗、Dランク(69点以下)は3店舗でした。Dランクだった3店舗については、衛生講習会を開催し、外部の清掃業者による清掃作業を実施の上、外部機関による衛生再監査を実施しました。

 同社は、本年度中に全店舗を対象に外部機関による抜き打ちでの衛生監査を実施する予定だと明らかにしました。抜き打ちの衛生監査は、今後、年1回実施するとしています。

 また、「全店で全従業員向けの勉強会を開催し、食材・店舗備品の取り扱い、ならびに衛生管理ルールを再徹底し、改善を継続してまいります。また、衛生監査の内容につきましても、次回の衛生監査より、店舗屋外も衛生監査対象としてまいります」などと説明しています。

(オトナンサー編集部)

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