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【漫画】大食いして痩せるので喜んだら“バセドウ病” 医者にまだ痩せると言われた私は…

自分が「バセドウ病」だと分かったときのエピソードを描いた漫画が話題に。15年前、ストレスで食欲がなくなり、短期間で4キロも痩せた女性は…。

「バセドウ病」だと分かったときのエピソードを描いた漫画のカット=ラム*カナ(ramukana1234)さん提供
「バセドウ病」だと分かったときのエピソードを描いた漫画のカット=ラム*カナ(ramukana1234)さん提供

 自分が「バセドウ病」だと分かったときのエピソードを描いた漫画がSNS上で話題となっています。15年前、ストレスで食欲がなくなり、短期間で4キロも痩せた女性。その後、食欲が戻って大量に食べるようになりますが、なぜか6キロも痩せたので、そのことを同僚に話すと…という内容で「バセドウ病の症状がよく分かりました」「こんなお母さんに憧れます」「ほっこりしました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

代謝がよくなっただけだと勘違い

 この漫画を描いたのは、育児ブロガーのラム*カナ(ペンネーム)さん(40)です。注意欠陥多動性障害(ADHD)の長男の特性や男兄弟の育児についての漫画をライブドアブログ「カラフル牧場」インスタグラムで発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ラム*カナさん「息子たちの元気がないとき、よく自分の過去の笑い話を披露したりするんですが、バセドウ病発覚時のエピソードを話したら、予想外にうけがよかったんです。そのときの次男の反応を育児漫画にしようと構想している中で、『バセドウ病発覚当時のことも漫画にしておけば、読者さんにも伝わりやすいかな』と思い、併せて描きました」

Q.当時、病気だという自覚はまったくなかったのですか。

ラム*カナさん「特に痛みや苦しみなどはなく、汗をかいたり消化が早かったり…そんな症状だったので、てっきり代謝がよくなったと勘違いしていました」

Q.バセドウ病だと分かったときの心境を教えてください。

ラム*カナさん「『病気だったのか!』と驚きました。代謝がよくなったとか喜んでいる場合じゃなかった!」

Q.痩せなかったことについて、医者に何か言われなかったのでしょうか。

ラム*カナさん「薬の効きがよかった結果だったので、特に問題はなかったようです」

Q.バセドウ病になり、つらいこともありましたか。

ラム*カナさん「私の場合は服薬だけで症状が落ち着いたのですが、頻繁に検査に行かなければならないことは大変でした。また、病気が原因で諦めなければならないことがあり、その点に関してだけ、当時は非常に落ち込みました」

Q.息子さんの言葉を聞いて、どう思われましたか。

ラム*カナさん「普段から、私の“母としての姿”は全然かっこよくもなく、しっかりもしていません。いろいろ、ズッコケていても好きと言ってもらえるのは本当にありがたいです」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ラム*カナさん「ご自身や身近な方が甲状腺の病気を経験した(している)という方が結構いらっしゃって、それぞれのエピソードをたくさん頂きました。また、次男の反応に関しては『宝物になる言葉ですね』など温かいコメントをたくさん頂きうれしかったです」

(オトナンサー編集部)

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ラム*カナ

育児ブロガー

ブログ「カラフル牧場」(http://ramu-kana.blog.jp/)、インスタグラム(https://www.instagram.com/ramukana1234/)で育児漫画を発表。2016年に「カラフル男子牧場」を出版し、現在、主婦と生活社より電子書籍(https://www.amazon.co.jp/dp/B088R6Z75X/)として発売中。

コメント

1件のコメント

  1. 私も同じ症状に見舞われたことがあります。私の場合はヨードとカフェインの摂り過ぎ。コロナが怖くてうがい、インフルエンザ予防に効果があると言われている紅茶摂取を続けていたら、甲状腺が腫れ一時的に代謝が活発になったようです。
    うがい薬を変えて紅茶を緑茶に変えただけで収束していきましたが、いまだに喉が苦しくなる幻影に悩まされています。