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「転売ヤーに優しすぎる」 マクドナルド「ポケモン」ハッピーセット転売対策でメルカリと連携も…SNSで懸念相次ぐ

マクドナルドの「ハッピーセット」に「ポケモン」が登場。人気ポケモンのおもちゃや「ポケモンカード」の配布がSNSで大きな話題となる中、転売目的の購入をしないよう呼びかけています。

「マクドナルド(@McDonaldsJapan)」公式Xより
「マクドナルド(@McDonaldsJapan)」公式Xより

 日本マクドナルド(東京都新宿区)が8月7日、同月8日から発売開始したハッピーセット「ポケモン」について、転売目的の購入に対する対応としてフリマサービス「メルカリ」と連携し、権利侵害品対策などの取り組みを実施することを発表しました。

SNS「これ転売対策になってる?」

 発表によると、日本マクドナルドはウェブサイトなどでの注意喚起、店舗での販売個数制限など必要な措置を実施。また、メルカリへ特定の新商品に関する情報提供を行うとしています。

 一方、メルカリは情報提供に基づき、利用規約違反への対応を実施。具体的には「悪質な詐欺行為など、利用規約などに抵触する可能性のある出品の削除」「権利者の許諾なくウェブサイトなどから商品画像を転載する出品(著作権侵害)の削除」と明記しています。

 これまでも、高額転売がたびたび話題となっていたハッピーセット。今年5月の「マインクラフト ザ・ムービー」「ちいかわ」のハッピーセット販売時には、販売開始直後からフリマサイトなどにおもちゃの出品が相次ぎ、SNSでは「もう転売されてる」「転売ほんとにやめて」など批判の声が多数上がる事態に。購入時に個数制限を設ける対応を行ったものの、販売開始から2日後には早期販売終了が発表されていました。

 今回のハッピーセット「ポケモン」についても、人気ポケモンのおもちゃをはじめ、8月9日〜11日の3日間限定で「ポケモンカード」が配布されることが発表され、SNSで大きな話題に。「楽しみ」「ポケカもらえるんだ!」「早く欲しい」といった期待の声が多数寄せられましたが、「転売待ったなし」「買える気がしない…」「転売対策どうかお願いします」など、転売を懸念する声も早々に上がっていました。

 今回も、「ポケモンカード」が配布される8月9日〜11日の3日間は「一人5セットまで」の購入制限を行うとしていますが、SNSでは「購入制限ありがたい」「いいぞもっとやれ」「転売減りますように」と期待を寄せる声がある一方で、「5セットも買えるの???」「効果あるのかな」「これ転売対策になってる?」「一人5個制限は少し心配」「5セットは転売ヤーに優しすぎるよね」など、不安視する声も少なくありません。

 また、「子どもがかわいそう」「ちゃんと子どもが買えるようにしてあげて」「もう子ども連れだけに売ればいいと思うよ」「子どもが買えるように、もっと本気の転売対策してほしい」といったコメントも多数みられました。

 日本マクドナルドは「ハッピーセットなど当社商品の転売または再販売、その他営利を目的としたご購入や食べきれない量のご注文はご遠慮いただけますよう改めてお願い申し上げます」とし、店舗への在庫に関する問い合わせを控えるよう呼びかけています。

(オトナンサー編集部)

【全文を読む】「食べきれない量のご注文はご遠慮ください」→これが《マクドナルド&メルカリ》がタッグを組んだ「取り組み」全文です

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