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「思い出の味だったのに…」惜しむ声多数 「リプトン ミルクティー」製造終了のワケは?

森永乳業が「リプトン ミルクティー」などの定番飲料の製造を終了したのは、なぜでしょうか。同社に聞きました。

3月で製造を終了した「リプトン ミルクティー」(左)と、新たに販売を開始した「リプトン ロイヤルミルクティー」(いずれも、森永乳業提供)
3月で製造を終了した「リプトン ミルクティー」(左)と、新たに販売を開始した「リプトン ロイヤルミルクティー」(いずれも、森永乳業提供)

 森永乳業(東京都港区)が「リプトン ミルクティー」「ミルクたっぷり いちごラテ」などの定番飲料の製造を3月に終了したことが、ネット上で話題となっています。このうち、リプトン ミルクティーについては同月、「リプトン ロイヤルミルクティー」として新たに発売されましたが、ツイッター上では「俺の青春」「高校生のときに飲んでいた」「思い出の味」「ショック」など、リニューアル前の商品の製造終了を惜しむ声が多くあります。

 なぜこのタイミングで商品をリニューアルしたのでしょうか。また、リプトン ミルクティーの製造終了を惜しむ声については、どのように感じているのでしょうか。森永乳業の広報担当者に聞きました。

商品価値をより多くの人に伝えたい

Q.そもそも、「リプトン ミルクティー」はいつから販売していたのでしょうか。

担当者「まず、1984年に200ミリリットルの紙パックタイプの商品を発売し、その後、1988年に500ミリリットルの同タイプの商品を発売しました」

Q.「リプトン ミルクティー」の製造を3月で終了し、新たに「リプトン ロイヤルミルクティー」を発売した狙いについて、教えてください。

担当者「リプトンティーシリーズのチルド飲料としての価値である、『いつでも入れたてのような紅茶のおいしさが味わえる』ことを今後も継続的に、より多くの皆さまにお伝えしていきたいと考えたからです。そこで、シリーズ全体を大幅に見直しました。その一環です。

『リプトン ロイヤルミルクティー』は、従来品のおいしさを生かしつつ、使用する茶葉の量を5%増やすことで、本格的な紅茶の香りを大幅に高めたのが特徴です。同時に、乳固形分を従来品の 1.5 倍以上に増やすことでミルク感のコクも向上させ、より本格的なミルクティーに仕上げました。

その結果、商品の乳固形分比率が変わったため、リプトン ロイヤルミルクティーは、種類別名称が『乳飲料規格』となりました(従来品は『紅茶飲料規格』)。これらのことなども踏まえ、『リプトン ミルクティー』から、商品名を変えました」

Q.ネット上では、リプトン ミルクティーの製造終了を惜しむ声が多くあります。こちらについては、どのように捉えていますか。

担当者「リプトン ロイヤルミルクティーの発売後、『新しい商品の方がおいしくなった』といったうれしい声をいただく一方で、従来品の味わいの方を高く評価する声が多数あることも認識しており、皆さまのご期待に沿えていないことを申し訳なく感じております。

当社としては、引き続きお客さまの声にもしっかり向き合いながら、リプトンブランドの商品を継続的にお届けできるように、またこれまでと同様、同ブランドをご愛顧いただけるように努めてまいります」

Q.ネット上では、他に「ミルクたっぷり いちごラテ」の製造終了を惜しむ声も複数あります。なぜ3月に製造を終了したのでしょうか。また、今後、リニューアル商品を発売する予定はあるのでしょうか。

担当者「ミルクたっぷり いちごラテについては、お客さまから長い間ご愛顧いただきましたが、諸般の事情により、3月28日をもって製造を中止しました。現時点では、リニューアル商品を発売する予定はありません」

(オトナンサー編集部)

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