裁判の記事一覧
-
美味とはいえ…「フグ肝が食べたい」要求は犯罪になるかも? 事件から読む食品衛生法
2016.09.15大阪のフグ料理専門店が「フグ肝」を客に提供し、経営者が食品衛生法違反で逮捕・起訴された事件。「フグは食いたし命は惜しし」の言葉通り、美味で知られるフグ肝ですが、私たちが強く提供を求めた場合も罪に問われる可能性があるようです。
-
「夏目三久アナ妊娠」が誤報でもマスコミは責任を問われない? スクープ記事と名誉毀損の関係とは
2016.09.14「熱愛&妊娠」が報じられた、フリーアナウンサーの夏目三久さんとタレントの有吉弘行さん。双方は報道を否定し、夏目さんの所属事務所は「法的措置を検討中」とされます。今回は報道と名誉毀損の関係について考えます。
-
簡裁の審理にも影響? 契約右肩上がり「弁護士保険」が人気の理由
2016.07.04契約する人が右肩上がりで、簡易裁判所の審理長期化の一因になっているとも報じられた「弁護士保険」。今回は、その仕組みやメリットについて専門家と一緒に考えます。
-
解雇無効ならば「月収の0.84倍×勤続年数」? 導入検討される「金銭解決制度」とは
2016.06.27解雇が無効とされた場合、会社がその人に支払うべきお金は「月収の0.84倍×勤続年数」。欧州などで確立しているという、「金銭解決制度」について話し合う国の有識者検討会で先日、こんな分析結果が示されました。果たしてこの金額、大きいのでしょうか、小さいのでしょうか。そして、この金銭解決制度は日本に根付くのでしょうか。
-
野外ライブで落雷事故、その責任は自分にあるの? 「a-nation」で女性死亡、地裁が損賠請求棄却
2016.05.26野外ライブの客の女性が落雷に遭って死亡した事故で、裁判所は先日、遺族による損害賠償請求を認めない判決を出しました。今回はこの判断について、専門家に話を聞きます。
-
海外勤務中の「労災保険」、適用される人とされない人の違いは? 東京高裁が“異例”判決
2016.05.13働く人の“万が一”に備える労災保険ですが、海外勤務中にも国内同様の保険適用がなされるのでしょうか? 今回は、東京高裁が出した興味深い判決から、労災保険と海外勤務の関係にスポットを当てます。
-
確かな遺言に有効な「公正証書遺言」とは 遺産トラブル増で利用右肩上がり
2016.02.03近年、遺産相続を巡るトラブルが増加。司法統計によると、全国の家庭裁判所に持ち込まれた遺産分割事件は2014年度に1万2577件に達し、“確かな遺言”に対するニーズも高まっています。
-
飲酒運転にパワハラ、ストーカー…会社員が懲戒解雇されるのはどんな時?
2016.02.03昨年末、元お笑いコンビ・キングオブコメディ(解散)の高橋健一容疑者が女子高生の制服を盗んだ疑いで逮捕されるという事件がありました。これを受けて、所属事務所は高橋容疑者との契約を解除。こうした事案では毎回、処分の軽重も話題になりますが、会社などがその人を懲戒解雇する上で基準のようなものはあるのでしょうか。
-
企業不祥事で株価下落、個人株主が起こせる訴訟の仕組みとは
2016.02.03東芝の不適切会計問題による株価下落で損害を受けたとして、全国の個人株主約100人が損害賠償を求める集団訴訟を起こしています。あなたが、株式を持っている企業の不祥事で損害を受けたとしたら、どうしますか? 個人株主が起こせる訴訟の仕組みについて考えます。
-
“私以外”のLINE、のぞき見は罪になる? ベッキーさん&ゲス川谷さん不倫報道から
2016.02.03タレントのベッキーさんとロックバンド、ゲスの極み乙女。のボーカル、川谷絵音さんが「LINE」でやり取りした内容が赤裸々に報じられ、その流出元などを巡って憶測が飛び交っています。無料で手軽に使えることから、恋愛のツールとしても重宝されるLINEですが、第三者のLINEをのぞき見したり、勝手にアクセスしたりする行為は罪になるのでしょうか。