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“三十路”水卜麻美アナが女子アナ殿堂入りへ! 圧倒的人気と若手不振の理由

今年も「好きな女性アナウンサーランキング」が発表されます。昨年まで4連覇中の日本テレビ・水卜麻美アナの5連覇、殿堂入りに死角はなさそうです。

水卜麻美アナ(C)NTV

 間もなく12月の風物詩となっている「好きな女性アナウンサーランキング」が発表されます。今年の焦点は何と言っても「日本テレビ・水卜麻美アナが5連覇して殿堂入りなるか」。もし達成したら、2008年に殿堂入りした高島彩さん以来の快挙だけに、大きな話題となるでしょう。

 ちなみに昨年のランキングは、1位が水卜アナ、2位が加藤綾子アナ(フリー)、3位が夏目三久アナ(フリー)、4位が有働由美子アナ(NHK)、5位が大江麻理子アナ(テレビ東京)、6位が赤江珠緒アナ(フリー)、7位が田中みな実アナ(フリー)、8位が竹内由恵アナ(テレビ朝日)、9位が大下容子アナ(テレビ朝日)、10位が桑子真帆アナ(NHK)。この10人は「現在全員が30代以上」と人気が定着している上に、新たな若手アナの台頭もないため、水卜アナの殿堂入りが有力視されているのです。

 改めて、水卜アナはなぜこれほどの人気を集めているのでしょうか。

「美ぼうや若さ」が通用しない時代に

 2010年代に入ったころから、視聴者が女性アナウンサーに求めるものが変わり始めました。女性アナウンサーには、美ぼうよりも親近感、聡明さよりも自然体、若さよりも安心感を求めるようになり、ランキングにも影響を及ぼしているのです。

 再び昨年のランキングを見ると、加藤アナ、夏目アナ、有働アナ、大江アナ……親近感、自然体、安心感のあるメンバーがズラリ。アイドル風のタレントアナでも、昔ながらの実直アナでもなく、意図的にギャップを作って人気を狙おうという人もいません。作ったものではなく、本人からにじみ出るキャラクターが支持を集めていて、その筆頭が水卜アナなのです。

 水卜アナは食レポでの豪快な食べっぷりや愛らしいぽっちゃり体型がクローズアップされがちですが、当然ながらそれは魅力の一部に過ぎません。ベテランから若手タレント、各界の専門家、一般人まで共演者を選ばない柔らかな受け答えや、クイズのヒントを必死に考える懸命さ、安定したアナウンス技術を持ち合わせた魅力あふれるアナウンサーです。

 一方、かつてのように美ぼうや若さが通用しなくなった以上、若手女性アナウンサーがランクインできないのは必然。各局のテレビマンたちと話をしていても「水卜アナの1位を揺るがす可能性があるとしたら、むしろ年上のベテラン女性アナウンサーではないか」という声が大半を占めました。

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木村隆志(きむら・たかし)

コラムニスト、テレビ解説者

雑誌やウェブに月間20本強のコラムを提供するほか、「新・週刊フジテレビ批評」「TBSレビュー」などに出演し、各局のスタッフに情報提供も行っている。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、新番組と連ドラはすべて視聴するなど1日のテレビ視聴は20時間超(同時含む)。著書に「トップ・インタビュアーの『聴き技』84」「話しかけなくていい!会話術」など。