堀家一希、役作りで15キロ増! 「ちゃんと太って、原作に寄れた」
映画「東京リベンジャーズ」に出演する堀家一希さんに、出演の感想や役作りなどについて聞きました。

映画「東京リベンジャーズ」に出演する俳優の堀家一希さん。同作は、フリーターの花垣武道(北村匠海さん)はヤンキーだった学生時代に付き合っていた人生唯一の彼女・橘日向(今田美桜さん)とその弟・ナオト(杉野遥亮さん)が不良集団「東京卍曾」に殺されたことをニュースで知ります。その翌日、駅のホームで何者かに背中を押され、線路に転落した武道は10年前にタイムスリップし…和久井健さんの同名コミックの実写化です。堀家さんはパーちん役で出演します。
オトナンサー編集部では、堀家さんに単独インタビューを実施。出演の感想や役作りなどについて聞きました。
“盛り上げ隊長”としてのプレッシャー
Q.出演が決まったときの感想をお願いします。
堀家さん(以下敬称略)「原作も人気と聞いていたので、なかなかプレッシャーでした。抗争のきっかけになる役でもありますし、共演者の方々の名前も聞いて、その方たちの中で、盛り上げ隊長としてやっていくのもプレッシャーでした」
Q.役作りにしたことはありますか。
堀家「15キロくらい太りました。撮影自体がコロナもあって延期したり難しかったです。その間に仕事があるわけでもなかったので、すぐに落とす必要はありませんでした。でも、太るのは大変でした。髪も地毛でやりました。あんな頭なので絡まれるかと思って、帽子を買いました(笑)」
Q.ビジュアルをご自身で見ていかがでしたか。
堀家「出ている作品はクオリティーを自分が下げているんじゃないかと思ってしまうので、怖くてあまり見たくないタイプなんです。でも、今回は見られてよかったと思いました。ちゃんと太っていたし(笑)そういうところでも原作に寄れましたし、盛り上げ隊長としての役割もちゃんと体現できたのかなと思います。豪華なキャストの方々と一緒にお芝居できているところも映像で見られてうれしかったです」
Q.役と似ているところはありましたか。
堀家「僕もばかなんですよ(笑)パーちんが他のメンバーと違うのは、一つのことに熱くなりすぎるところです。僕も台本を読んだり、悩みがあると、そのことだけに没頭してしまいます。だから、周りの方にもっと器用に生きた方がいいよとか、楽に生きたらとアドバイスされます。今は器用になりましたが、当初は心の余裕もなく、そういうところも似ているなと思いました」
Q.衣装はいかがでしたか。
堀家「めちゃいいですね。着るだけでテンションが上がりますし、強くなった気がします。役作りで太ったので着るとパツンパツンになりましたが、それまでの努力が実感できて、モチベーションも上がりました」
Q.撮影でテンションが上がったシーンはありますか。
堀家「最後の抗争のシーンですね。タイマンのシーンは自分の戦いみたいなところがありましたが、抗争のシーンは大人数のぶつかり合いで、すごく面白かったし熱くなりました」
Q.抗争のシーンは実際に当たったりしたのでしょうか。
堀家「鼻に当たって鼻血が出たりもしました。投げられるシーンでも切ったりしています。でも、ああいうシーンなので、そういうことは、みんな仕方ないと思っていると思います。それが映像で使われていたら本望です」
Q.今回、一番の挑戦を教えてください。
堀家「原作がある作品ではラブコメに出たことはありましたが、ヤンキー物のような作品は初めてでした。監督は原作に寄らなくてもいいよとおっしゃってくれましたが、台本もビジュアルも原作寄りで、ここまで原作に寄せることはこれまでありませんでした。そういう意味での初めての挑戦でした」
Q.今後、演じてみたい役はありますか。
堀家「一つの映画の中で成長していける役を演じたいです。何かを抱えている設定のお芝居もしたいですが、映画の中で、最初の顔と、いろいろな出来事が起こって、最後に成長した顔を見せられたら面白いと思います」
映画「東京リベンジャーズ」は7月9日から全国公開。
(オトナンサー編集部)
コメント