常に誰かをディスる女の同僚、苦手だけど“雑談力がないだけ”と気付いて見方変わる?
対象をひたすらディスるタイプの人間について考察した漫画が話題に。常に誰かを、または何かをディスるタイプの同僚とあまり関わりたくないと思いつつも、ある日…。
対象をひたすらディスるタイプの人間について考察した漫画「雑談力についての考察」がSNS上で話題となっています。「ほんと仕事できないよねー」など常に誰かを、または何かをディスるタイプの同僚。あまり関わりたくないと思いつつも、ある日、見方が少し変わる気付きがあり…という内容です。作者の女性に聞きました。
ふと思い出した会社員時代の話
この漫画を描いたのは、主婦のおむすび(ペンネーム)さん(36)です。エッセー漫画をインスタグラムやツイッターで発信しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
おむすびさん「漫画を描き始めたのは2019年中頃からです。妊娠の記録を残そうとしたとき、文字だけだと三日坊主になりそうだったので、4コマ漫画で残すことにしました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
おむすびさん「普段は子育て系の漫画を描いているのですが、最近、ネタ切れ気味だったので、別系統の話も描いてみようと思ったのがきっかけです。今回のは、ふと思い出した会社員時代の話です」
Q.「コミュニケーションとしての悪口なのかも…」と思ったきっかけはあったのですか。
おむすびさん「その人が積極的にネガティブな情報を探し、収集している様子を見たときにそう感じました。例えば、嫌いな人の会話をわざわざ盗み聞きする…など。そういう情報を誰かと共有したいんだろうなあと思いました」
Q.こういう人から悪口を聞いたときは、どのように返しているのでしょうか。
おむすびさん「基本的には『へえ…』『ああ…』などの感嘆詞で対応していました。同意を求められたときは『〇〇の部分においてはそうかもしれないですね…』など一部肯定を含んだ言い方で濁していました。そういう対応を繰り返していると話が全く盛り上がらないので、自然と適度に離れていってくれるものです(笑)」
Q.こういう人と付き合っていく上で心がけていることはありますか。
おむすびさん「心がけていることは『同調や便乗はしないが、だからといって敵に回さない』ということでしょうか…。対立の構図になるとやっかいですし…。ただ、悪口やネガティブな話題も時には必要な場合もあると思うので、それ自体を否定はしません。実際、私も漫画のネタにしていますしね」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
おむすびさん「名前を出して恐縮なのですが、益田ミリさんのような漫画家になるのが夢です。ほっこりするけど刺さる…ゆるいけど刺さる…そういう漫画が描きたいです。また、時々、イラストのお仕事をさせていただくこともあるので、そういう仕事ももっと頑張りたいです」
(オトナンサー編集部)
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