「美容室で雑誌代わりにタブレットを渡された」に共感の声、美容師さんの反応は?
美容室で雑誌の代わりに「タブレット」を渡されたというツイートに、「すごく分かる」など共感の声が続々。こうした意見を街の美容室はどのように受け止めるでしょうか。
美容室に行ったところ、雑誌ではなく「タブレット」を渡され「好きなものを読んで」と言われた——。このような趣旨のツイートに対して「新しい」「雑誌は重くて疲れる」「すっごく分かる」といった共感の声や、「雑誌代を節約できる」「ゴミが出ない」など、美容室側のメリットを指摘する意見がたくさん寄せられました。
それでは、街の美容室はこうした意見をどのように受け止めるでしょうか。オトナンサー編集部が、東京・銀座の美容室「Shell Bear」に取材しました。
場所を取らずに好きな物が読める
西谷麻美子店長によると、同店では現在「CLASSY.」「Domani」などのファッション誌のほか、旅行系や飲食系の雑誌を用意し、定期購読以外のチョイスは買いに行くスタッフに委ねています。入れ替えは月1回で、不要になったものは廃棄しているそうです。
「基本的に、お客様の実年齢に近いもの、または少し下の世代の雑誌をお渡ししています。施術中に読まれる方は多いですね」(西谷さん)
SNS上でタブレットを押す声が多いことについて、美容業界の当事者はどのような感想を抱くでしょうか。
「タブレットはとても良いと思います。今後、タブレットを置くお店が増えていくのでは。当店は現在置いていませんが、前向きに検討しているところです。場所が要らないこと、お客様に好きな物を読んでもらえることがメリットでしょう」
一方、デメリットとして考えられるのは、初期費用や故障時の修理代とのこと。これらのハードルを乗り越えて今後、タブレットを置く美容室は増えていくでしょうか。
(オトナンサー編集部)
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