ランチデート、3700円メニューは相手に見せず…“せこい”男性に下った交際終了宣告
値段の高いメニューを閉じる
太田佐世子さん(32歳、仮名)は内山智紀さん(36歳、同)とお見合い後、交際に入りました。コロナ渦で飲食店が夜の営業を短縮していたので、ランチデートをすることになりました。
智紀さんがランチに提案してきたのが、都内のイタリアンのお店でした。おしゃれな雰囲気で、とてもすてきなところだったそうです。水とメニューが運ばれてきたので、佐世子さんは4つ折りになっていたメニューを開きました。
ランチメニューは4種類あり、Aコースはサラダとパスタ、最後にコーヒーか紅茶の飲み物が付いて1300円。Bコースはサラダにパスタにデザート、最後に飲み物が付いて1700円。Cコースはサラダとスープ、メインは魚料理か肉料理のどちらかを選べて、デザートと飲み物付きで2500円。そして、Dコースはサラダとスープ、前菜盛り合わせ、メインの魚や肉も豪華になり、デザートと飲み物で3700円という値段でした。
智紀さんはメニューをジーッと見ていたのですが、片側のCコース、Dコースのページはパタンと閉じて、AとBのコースだけを見せながら、佐世子さんに聞きました。
「どのコースにしますか?」
佐世子さんは、とっさの彼の行動に「ああ、高い方のCとDのコースは選ばせてもらえないんだ」と思ったそうです。この初めてのデートを終えて、佐世子さんは「交際終了でお願いします」と連絡を入れてきました。そのときに、こんなことを言っていました。
「もし、4つのコースを見せられたとしても、女性は一番高いコースは遠慮して選ばないと思うんです。男性に『どのコースにしますか?』と逆に聞き返して、それに合わせるか、それよりも安いコースを選ぶ。内山さんのように、高いコースのメニューのページをパタンと閉じてしまって、安い2つを提示されると『この人、せこいなあ』と感じてしまいます」
結局、Bコースを2人で食べたそうです。さらに、食事をしながらの会話にやたらとお金絡みの話が出てきたというのです。
「このご時世なので『一人カラオケ』によく行くんですよ。近所に、昼間の決まった時間帯なら通しでいても790円のところがあって。食べ物が持ち込み自由なので、安くカラオケができますよ」
最初にメニューのことがあったので、安いカラオケ店の安い時間帯に持ち込みで歌いに行くという話を聞いて、“ケチな人”という印象をさらに強く持ったようです。
女性たちが「交際終了にしてください」と告げてきたとき、理由を尋ねると「会話の中にお金の話がよく出てきた」ということがとても多いのです。
例えば、イタリアンレストランでランチをしたとき。
「このパスタ1500円だけど、ファミレスなら半額で食べられるよね」
アミューズメントパークに遊びに行ったとき。
「園内で買うものって、外で買うよりも50円とか100円とか上乗せされているよね」
今はコロナ渦で映画館内での飲食ができませんが、それ以前の時期で、飲食ができていたとき。
「中で飲み物を買うと高いから、コンビニで買っていきましょう。あ、ポップコーンも買っていきますか」
男性のこうした提案に賛成してくれる倹約家の女性もいるかもしれません。しかし、女性の多くが、お金のことを細かく言う男性のことは“セコイ”と感じ、好きにはなりません。
婚活での出会いは、出会うときにお相手のプロフィルは分かっていても、お人柄までは分かっていません。そのお人柄を知るためにデートを重ねていくのです。ちょっとした行動や言動が命取りになって交際終了となる場合があります。皆さんも注意してくださいね。
(仲人・ライター 鎌田れい)
いい人じゃないですか。
女の人が払うという発想は一切ないんですね。
なんだか面倒くさいですね・・・
未だに男が飯代を出さないとセコイ、みたいな価値観で運営するゴミみたいな商売
それを恥ずかしげもなくネットに公開して説教垂れる程度の低さ