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「関西人はチョコミントが嫌い」説は本当なのか

「甘いソース」文化の影響か

 つまり、チョコミントが苦手な人は「甘い後味が残ること」、逆にチョコミントが好きな人は「甘さが控えめで、後味が残らずすっきりとしていること」を好むと言えそうです。甘い味とそれ以外の味を一緒にされたくない傾向がある関西出身者の味覚には、古くからなじみ深い「甘いソース」文化が影響している可能性があるといいます。

 ちなみに、前出のアンケート結果で「チョコミント味のアイスが好き」が最も多かった北海道にはハッカの文化があり、北見市は世界的なハッカ油の産地として知られています。そうした文化的背景や地域性も、チョコミントのフレーバーが受け入れられやすい土壌を形成しているのかもしれません。

「ミントの『甘さ』と『清涼感』を含む味は非常に独特で、初めて食べるとおいしくないと感じがちですが、食べ続けることで味に慣れ親しみ、おいしいと感じることができるようになります。新しい味に敏感かどうか、また、好きと思えるかどうかは地域性や食文化、年齢などの影響を受けますが、新しい味にチャレンジしてみるのもよいでしょう」

(オトナンサー編集部)

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水野考貴(みずの・こうき)

一般社団法人日本味覚協会東京オフィス代表

1985年愛知県西尾市生まれ。愛知県立岡崎高等学校、名古屋大学理学部卒業。日本味覚協会では、自分の味覚の良い/悪いをチェックできる「味覚チェック」について各自治体や調理師専門学校、食品会社などで体験イベントやセミナーを数多く実施。また、食べ比べることで味覚をチェックできる「味覚検定チョコ」を開発・販売している。主なテレビ出演に、TBS「この差って何ですか?」「林先生が驚く初耳学」、フジテレビ「さまぁ~ずの神ギ問」。書籍監修に「辛さのちから」(辰巳出版)など。ウェブサイト「味覚ステーション〜世界一面白く食品・栄養・味覚を学べるサイト」(http://mikakukyokai.net/)。

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