【漫画】米国転勤 英語が話せなくても国に帰れと言われても負けなかった母…次は私の番
現在の自分と同じ年だった頃の母親の姿を描いた漫画が話題に。父親の転勤で渡米した一家。30代だった母親は英語が全く話せないにもかかわらず…。
![現在の自分と同じ年だった頃の母親の姿を描いた漫画のカット=みみママ@台湾在住ママ(mimiwamama)さん提供](https://otonanswer.jp/wp-content/uploads/2020/10/201102_mother_01-360x360.jpg)
現在の自分と同じ年だった頃の母親の姿を描いた漫画がSNS上で話題となっています。父親の転勤で渡米した一家。30代だった母親は英語が全く話せないにもかかわらず、辞書を引きながら学校のプリントを読んだり、嫌な目に遭っても弱音を吐かなかったり、その背中を見てきた娘は…という内容で「ジーンとしました」「お母さまの愛がすごい」「自分が母親になると分かりますよね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
電話には相当な苦手意識
この漫画を描いたのは、台湾在住の翻訳家兼主婦、みみママ(ペンネーム)さん(33)です。インスタグラムでは、台湾生活のエッセー漫画を発表しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
みみママさん「母が渡米したばかりの頃とちょうど同い年にさしかかり、ふと、子どもの頃を思い出したので描いてみました」
Q.当時、みみママさん自身は何年生だったのでしょうか。
みみママさん「この漫画は小学3~5年生あたりのエピソードをまとめています」
Q.子どもの方が言語習得は早いと思います。その後、みみママさんがお母さまのフォローなどはされましたか。
みみママさん「渡米2年目ごろからは、家にかかってきた電話に出たり、スーパーや学校の先生との会話などでは母の通訳をしたりしていました。特に、身ぶり手ぶりが見えない電話は母も相当な苦手意識があったようです」
Q.この頃の日々を思い出としてお話しすることもあるのでしょうか。
みみママさん「実はあまりないです(笑)『昔は昔、今は今!』という母のスタンスなのでしょうか…ほぼ、今起こっている出来事しか話さないですね。私が聞けば教えてくれるけどという感じです。
現在、私も台湾という異国の地で育児、生活をしています。母に時々電話すると『私も昔は○○だったわよ』と言われることはありますが、母から『大変だった』などマイナスの言葉はあまり聞いたことがないです。笑い話にしてくれたり、前向きに話してくれたりすることが多いですね」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
みみママさん「母に対するお褒めの言葉をたくさん頂きました。また、コメントをくださった方ご自身も似た境遇で『もっと母親に感謝しないと』とおっしゃってくださる方や、『海外在住なので自分に重ねてしまった』とおっしゃってくださる方もいました」
(オトナンサー編集部)
駐妻は高学歴が多いから(もちろん夫も)、ふつうはここまで苦労することはあまり無いように思います。
頭に単語や文法がきっちり入ってると英会話は上達が早いです。少なくとも聞き取りは。聞き取りが一番大事ですからね。