日経平均続落1万9955円20銭、FOMCなど控え様子見ムード
7月25日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比20円47銭安の1万9955円20銭で取引を終えました。
7月25日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比20円47銭安の1万9955円20銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの根岸慎太郎アナリストによると、ドル安・円高の一服を受けて2万円台を回復する場面も見られましたが、きょう25日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や、企業決算の本格化を控えて様子見の展開となり、前日終値比マイナス圏で終えました。
東証1部33業種中、石油・石炭製品、輸送用機器など6業種が上昇、一方、パルプ・紙、その他製品など27業種は下落しました。個別銘柄では、安川電機、日立造船が買われ、昭和電工、東芝は売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比4.50ポイント安の1617.07。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=111円00銭台で推移しています。
きょう米消費者信頼感指数が発表
今週はきょう25日の信越化学工業をはじめ、27日に東京エレクトロン、28日にはファナックやTDKなど値がさ株企業が決算発表予定。「東京エレクトロンやファナックなどは好決算が期待されており、その内容が日経平均の支援材料となりえます」(根岸さん)。
きょうは7月の米消費者信頼感指数も発表されます。根岸さんによると、6月の118.9と比べて、7月は116.5とやや低下が予想されていますが、リーマン・ショック前を上回る高水準を維持する見通し。「米景況感で堅調さが示されればドルや米国株にプラスとなり、あすの日経平均に影響するかもしれません」。
(オトナンサー編集部)
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