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【漫画】セーラームーンになり切っていた幼少期、母の車が駐車違反で持って行かれて…「かわいすぎる」

「セーラームーン」が大好きだった幼少時の出来事を描いた漫画が話題に。4歳の頃、セーラームーンが大好きで正義の味方になり切っていた女性は…。

漫画「子供時代の恥ずかしい失敗談」のカット=アモノハシ(amonohashi)さん提供
漫画「子供時代の恥ずかしい失敗談」のカット=アモノハシ(amonohashi)さん提供

「セーラームーン」が大好きだった幼少時の出来事を描いた漫画「子供時代の恥ずかしい失敗談」がSNS上で話題となっています。4歳の頃、セーラームーンが大好きで正義の味方になり切っていた女性。ある日、母親の車が駐車違反で警察署に持っていかれる出来事があり、状況が理解できなかった当時の女性は…という内容で「笑える」「かわいすぎる」「今となってはいい思い出」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

「私が何とかしなくては」と…

 この漫画を描いたのは、会社役員のアモノハシ(ペンネーム)さんです。インスタグラムでエッセー漫画を発表するほか、猫の絵を描く別アカウントでイラストオーダーを受け、売り上げの一部を保護猫活動団体に寄付する活動をしています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

アモノハシさん「カナダ人の彼(現在の夫)との日常をメモ程度に描き残そうと思い、ケータイのアプリに指で描き始めました。現在の漫画も、また、笑える猫のイラストアカウントの方もケータイに指で描いています」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

アモノハシさん「別アカウントの絵を描いていたとき、モデルがセーラームーン風の猫ちゃんだったので、ふと昔のことを思い出して描きました」

Q.セーラームーンになり切っていたことについて、お母さまは何か言っていましたか。

アモノハシさん「特に否定したりせず、気長にごっこ遊びに付き合ってくれていました。コスチュームなどを買い与えることはあまりせず、すずらんテープや段ボールや割り箸を使った、手作りのグッズで遊んでくれていたのを覚えています」

Q.車がないと分かったとき、幼心に何を思っていたのでしょうか。

アモノハシさん「当時はもちろん、道路交通法を理解している年齢ではなかったので、両手いっぱいの食材を持った母が困っていることだけ分かり、『私が何とかしなくては』と思っていたのかもしれません(笑)」

Q.当時は警察署について、どのような場所だと思っていましたか。

アモノハシさん「“お巡りさん”については認識していたと思いますが、警察署そのものは4歳の私にとって、単純に母の車を持って行ってしまった人々のいる場所という程度の認識だったと思います」

Q.警察署の方は、何か言っていたのでしょうか。

アモノハシさん「母いわく、皆さま、沈黙したまま振り向いてこちらを見ていたそうです…」

Q.セーラームーンごっこをやめるよう、お母さまに言われませんでしたか。

アモノハシさん「特に怒られたりせず、この後もセーラームーンごっこをしていました。ただ、この件については状況を説明してくれたので、私の中で路上駐車や警察署について理解するきっかけになったと思います。セーラームーンごっこは、小学校に入る手前くらいまでやっていました。今振り返ると、飽きずに付き合ってくれた母はすごいと思います。私がセーラームーンで、母にはその他全部のキャラクターをさせていたそうです(笑)」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

アモノハシさん「『めっちゃ笑いました』『必死にかばっていてかわいいい』という声のほか、母は過去の漫画にもたびたび“ママ”として登場しているので、『たまに登場するお母さんが面白いです』などのコメントを頂きました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

アモノハシさん「このアカウントでは、家族(夫や母)との日常や、私の過去の留学話、ワインの豆知識、英語学習などについて気の向くままに描いています。

また、4月から猫のイラストアカウント(@amodoodle)を始めました。知人の猫ちゃんやインスタでお見かけした猫ちゃんを描いて、日本語と英語のクスッと笑える一言とともに投稿しています。こちらではイラストのオーダーを頂くようになったので、売り上げの一部は東京の保護猫シェルターにお渡しすることになっています。猫が好きな人、クスッと笑いたい人、英語が好きな人もきっと楽しんでもらえると思います!」

(オトナンサー編集部)

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