オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

ドラッグストアの日用品はどうして安いのか

安さの秘密は店舗運営にあり

 それでは、ドラッグストアはなぜ日用品や食品を安く販売できるのでしょうか。

 その秘密は、ドラッグストアの店舗展開にあります。「ドラッグストアはチェーン展開しているお店がほとんど。その強みを生かし、一度に商品を大量に仕入れることで、単価を大幅に下げています」。また、卸売業者を通さずにメーカーと直接交渉していることや、全国に店舗があり、在庫を抱えるリスクが少ないことも理由だそうです。

 さらに、ドラッグストアは大半が直営店であり、同じチェーンでも売り上げの一部を本部に渡す「フランチャイズ」方式が多いコンビニに比べ、経費を削減できるメリットがあります。「売り上げがそのまま利益になるため、商品の価格を上げる必要がなく、安く仕入れて安く売ることができるのです」。

 いかがでしたか。ドラッグストアを上手に使いこなして、日用品や食品をお得に買い物しましょう。

(オトナンサー編集部)

1 2

中尾剛(なかお・たけし)

ファイナンシャルプランナー(AFP)

1983年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、2006年大阪ガス入社。営業、企画マーケティング部門でガス機器の製造からプロモーション、販売施策立案、施工・メンテ連携など幅広い業務に携わる。2015年3月に外資系大手生保のコンサルタントに転じ、個人顧客のライフプランニングや相続対策、不動産売買など、さまざまな重要ライフイベントのサポートに従事。また、経営者向けに、事業承継や活動計画立案、従業員育成などの支援を行う。月に2回程度、税理士や行政書士、弁護士らと連携した「相続セミナー」を大阪や名古屋で開催。経営理念は「関わるすべての方が幸せになるお手伝いをする~一燈照隅~」。

コメント