飾りっ放しは婚期が遅れる 「五月人形」にも当てはまる? 端午の節句の祝い方は?
端午の節句のマナーは?
Q.私たちは、どのような祝い方やマナーで端午の節句を迎えるとよいのでしょうか。
齊木さん「お祝いの仕方としては、子どもが強くてたくましくなるよう願いを込め、よろいかぶとや武者人形などの五月人形を飾ります。親しい人を招いてお祝いの会をすることも多いようです。特に生まれて初めての初節句の場合、双方の祖父母などを招いて、かしわ餅で祝いの膳をいただきます。
端午の節句には、決まった料理はありませんが、祝い膳にふさわしい赤飯やタイのかぶと煮、出世魚であるブリの料理はいかがでしょう。縁起がよいとされるエビやレンコン、タケノコなどを用いて、子どもの好物もプラスすると食卓がより華やかになります。
招かれた場合は、端午の節句にちなんだショウブの花やケーキ、子どもが喜ぶちょっとしたプレゼントを持参するとよいでしょう。ただし、今年は未曽有の事態ですので、大勢ではなく家庭内でお祝いをし、写真や動画でその日の記念を残して祖父母や親しい人たちに報告してはいかがでしょうか。
事前にお祝いを頂いた場合は、頂いたお品の金額の、3分の1程度の品物を送りましょう。熨斗(のし)は『内祝』としますが、儀式的に“内祝い”を贈るのではなく、お礼の手紙とともに、お祝いの際の子どもの写真を付けておくと感謝の気持ちがより伝わります。
近年では、生花店やスーパーでも手軽にショウブを購入できますので、ショウブ湯を楽しんでみるのもお祝いの一つです。ショウブの葉と茎から気品のある香りを感じながら、1000年来続く伝統行事に子どもの健やかな成長を祈ってみてはいかがでしょうか」
(オトナンサー編集部)
五月人形にも、端午の節句が終わり、片付けないでいると「婚期が遅れる」など、ネガティブな言い伝えはあるのでしょうか。
↑こいつ馬鹿なのか?