【漫画】息子の軽いけがでひどく落ち込み…憧れの肝っ玉母さんは程遠い 「すごく分かります」
息子が初めてけがをした出来事を描いた漫画が話題に。指先にけがをしてしまった息子を病院に連れて行ったところ…。
息子が初めてけがをした出来事を描いた漫画「私は最近落ち込んでいる」がSNS上で話題となっています。あるとき、指先にけがをしてしまった11カ月の息子。心配で病院に連れて行ったところ、2~3日で治ると言われて安心する母親ですが…という内容で「すごく分かりますよ!」「私も肝っ玉母ちゃんになりたいです」「母になったら、強くなるんだと思っていた…」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
落ち込んだことに自分でも驚いた
この漫画を描いたのは、モト(ペンネーム)さんです。普段は主婦として、子育てをしながら漫画を描いています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
モトさん「元々、絵を描くのが好きでしたが、漫画を描き始めたのは妊娠してからです。かけがえのない出来事を形にして残したくて、描き始めました。私自身、今まで他の作家さんのマタニティー記録や育児漫画にたくさん助けられたので、自分もそうなれたらいいなあと思って描いています」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
モトさん「今まで、自分がいくらけがをしても気にならなかったのに、息子の小さな傷に対しては数日、落ち込んでしまったことに驚いたからです。代わってあげたら、どんなに楽だろうと…夫には笑われましたが、自分の中では結構ショックでした。同じような感じで悩んでいるママがいるかなあという思いもあり、漫画にしました」
Q.けがをしたときの状況は。
モトさん「息子がハイハイして動き回るようになってから、目が届ききれない瞬間が出てきて…でした。今回初めてけがをしたのですが、初めてのけがに私も落ち込みました」
Q.「肝っ玉母ちゃんに憧れている」とありますが、お母さまがそうだったのでしょうか。
モトさん「私の母は決して肝っ玉母ちゃんではなく、繊細で、誰にでも優しい人でした。心配性だったと思います。自分も今となって初めて、母が私を心配する気持ちが分かるようになりました。また、身内に肝っ玉母ちゃんがいないので、憧れの存在がそうなったのだと思います」
Q.育児で心配事があったり、落ち込んだりしたとき、どうやって解決されていますか。
モトさん「落ち込んだときは、夫に話を聞いてもらいます。彼が『それはきっと大丈夫。心配いらない』と言ってくれると、私も少しだけ楽になります」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
モトさん「今回の投稿では共感の声が多かったです。また、先輩ママさんからもコメントがあったので、子どもがいくつになっても変わらない気持ちなんだなと思いました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
モトさん「今後は絵の仕事であれば、いろいろとチャレンジしたいです。雑誌の挿絵やエッセーなどに憧れます」
(オトナンサー編集部)
コメント