「2SLDK」の「S」、「3LDK+N」の「N」ってどんな部屋?
サービスルーム活用すればお得?
それでは、「S」「N」がついている部屋には、どのようなメリットがあるのでしょうか。金銭的に見ると、サービスルームがある分、2LDKよりもひと部屋多い2SLDKは当然、2LDKより高額になりがちですが、3LDKよりは安くなる傾向にあります。
「同じマンションで、間取りが全く同じであっても、2SLDKと3LDKが混在していることがあります。そうした場合、サービスルームを上手に活用できれば、2SLDKはお得と言えるでしょう。また、サービスルームは採光が少ない分、直射日光を避けたいものを置くスペースとして有効です」
逆に、2SLDKのデメリットとしては、窓の目の前に階段があることで室外機を置けず、エアコンなどを取り付けられない場合があるほか、居室ではないため、コンセントがない部屋も。また、居室よりもカビや湿気が発生しやすいことや、ネットで「3LDK」を検索してもヒットしないため、売却時に買い手が現れにくいこともデメリットです。
「リビ充家族の言葉通り、子どもが中学生や高校生になっても個室にこもらず、快適なリビングにいる時間が長いご家族もいます。サービスルームは、採光が少ないデメリットがある分、割安なケースも。ぜひ、ご家族で部屋の使い方を話し合ってみましょう」
(オトナンサー編集部)
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