ちぎっちゃダメ! セーターの「毛玉」をきれいに取る方法
セーターを長いこと着ていると、どうしても目立ってしまう「毛玉」。しかし、そのまま手でちぎってしまうことは禁物です。今回は、プロが薦める毛玉をきれいに取り除く方法をご紹介します。
セーターを長期間、着ていると目立つようになる「毛玉」。皆さんは、どのように処理をしていますか。手でちぎってしまっている人も多いと思いますが、それでは、毛玉は逆に目立ってしまいます。
オトナンサー編集部では今回、東京・旗の台にある三共クリーニングの田村嘉浩社長に、毛玉をきれいに取り除く方法を取材しました。
洋服表面の毛羽が次第に絡み合う
田村さんによると、そもそも毛玉は、着ている時の摩擦によって服の表面に毛羽が発生し、それが次第に絡み合って玉のような状態になったものです。
繊維が極めて細いカシミアなどの服は、毛玉が発生しても、繊維が細いため自然に取れてしまいますが、ウールやアクリル、ポリエステルなどの服にできた毛玉は、洗濯などをしても自然に取れることはありません。
しかし、だからと言って、毛玉を手でちぎってしまうのは厳禁。そうすると、毛玉以外の繊維を引っ張り出して、新しい毛玉ができやすくなるそうです。
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