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「卵」は冷蔵庫に入れるべき? それとも、常温保存すべき?

日々の料理に欠かせない「卵」。皆さんは、冷蔵庫の専用ポケットで保存していますか、それとも常温保存していますか。スーパーなどでは、常温に置かれているのをよく目にしますが、そもそも卵は常温保存できるのでしょうか。

毎日の食卓に欠かせない「卵」だが…

 毎日の食卓に欠かせない食材の一つ「卵」。ほとんどの冷蔵庫には、卵専用のポケットがあることから、卵を冷蔵保存している人は多いことでしょう。

 しかし、ご家庭によっては卵を常温保存しているケースがあるのもまた事実。そもそも、卵を売っているスーパーなどでは、常温状態で卵が山積みにされているのをしばしば目にします。

 オトナンサー編集部では今回、卵は常温保存が可能なのか、そうだとすれば、冷蔵保存とどちらが優れているのか、料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんに聞きました。

冬の冷蔵保存は冷蔵庫と同じ条件

 まず、卵の常温保存は可能なのでしょうか。

 関口さんによると、卵は殻に包まれていることで雑菌の繁殖を免れるため、常温保存が可能です。保存期間は季節の温度変化によっても変わりますが、冬場の10度ほどの室温であれば約2カ月間、夏場の28度ほどの室温で約2週間だそうです。ちなみに冷蔵庫は冬場と同じ条件であるため、約2カ月間保存できます。

 常温保存できる卵ですが、生で食べる場合は注意が必要です。「常温ではなく、冷蔵庫で2週間以内が目安。約10度で保存すれば細菌の繁殖が抑えられるため、長持ちします」。常温保存する場合も、好ましいのは風通しの良い冷暗所に置くことです。

 それでは、スーパーなどではなぜ、卵が常温に置かれているのでしょうか。

 関口さんによると、卵の表面には「気孔」という、呼吸のための小さな穴があります。常温で販売されているのは、結露による水分の侵入で雑菌の繁殖が起こらないようにするため。つまり、卵を冷蔵庫で冷やすと、帰宅中に結露が発生してしまうという理屈のようです。

(オトナンサー編集部)

関口絢子(せきぐち・あやこ)

料理研究家・管理栄養士・インナービューティースペシャリスト

米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー。企業やウェブサイトなどの各種メディアで、レシピやコラム、企画提案などを行う。斬新なアイデアやニーズを捉えた企画が人気を博し、CM用のフードコーディネートやフードスタイリング、商業施設のフードプロデュースなど多岐にわたり活動。「毎日続けられること」をモットーに簡単・おいしい・おしゃれ、かつ美容と健康に直結したレシピを発信。自らの体調不良を食で克服した経験から執筆した著書「キレイになる!フェロモンレシピ」で「食から始めるアンチエイジング」をテーマに、女性が一生輝き続けるための食事法を紹介。セミナーや女性誌の特集で人気を集めている。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/ayako-sekiguchi/)。