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小室圭さんで話題の米ロースクール、その「食生活」の実態とは?

ミールプランの注意点とは

「ミールプランの注意点は金額です。基本的にまとめて前払いするため、万が一、使い切れなかったとしても返金されないことがあります。フォーダム大学のミールプランの一例は以下の通りです(1学期=15週間分)。

・利用回数無制限:40万円
・200回:34万5000円

実際には、毎日3食を必ずカフェテリアで食べることはありません。朝寝ていて食べない日もあれば、外食をするときもあるでしょう。ミールプランを購入する前に、本当に必要とする回数分を購入する必要があります。正しく購入すれば、食費を安く抑えることができるわけです」

「もう一つの注意点が、栄養バランスです。ビュッフェには、アメリカでは定番のピザやフライドチキンなどが毎日出てきます。このような食生活を続けていると、栄養が偏るばかりか肥満になってしまいます。ミールプランは割安な半面、料理の質はあまり高くないことがあると言えます」

ニューヨークの食事事情について

 ちなみに、ニューヨークは物価の高さも全米一。レストランでは、メニューに記載されている金額以外に8.875%の税金、さらにチップが必要です。学生にとっては高い出費となる可能性があります。

「レストラン以外には、ニューヨークでは名物となっているベンダー(屋台)も学生の味方です。チキンオーバーライスが有名ですが、約760円で買えます。屋台で調理した熱々のチキンがご飯の上に盛られています。タンパク質も豊富に取れ、量もかなりあり、値段もお手頃です。時間をかけずに買うことができるので、勉強に忙しい学生にちょうどいいでしょう」

「また、自炊することにより、食費を抑えることができます。 ニューヨークでは、スーパーマーケットで購入する食材には税金がかかりません。日本食が食べたくなっても、ニューヨークには日系の食料品店が多くあり、日本食材が簡単に手に入ります。日本から輸入した食材は少し割高ですが、外食をするよりも出費はかなり抑えられます」

 ニューヨークの学生の食事事情と食費は、数ある選択肢から何を優先するかで変わってきます。留学を考えている人は、食費のシミュレーションをしておくといいでしょう。

(コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員 尾藤克之)

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員

東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)をライフワークとしている。NHKや民放各社のテレビ出演や、経済誌などからの取材・掲載多数。著書も多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。埼玉大学大学院経済学研究博士課程前期(経済学修士、経営学修士)。

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