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プロテインを飲んで筋トレに励む「プロテイン女子」が増加中、背景や企業戦略は?

スイーツ感覚など多彩な商品

 コンビニエンスストアやドラッグストアの売り場には、さまざまな種類のプロテインバーやプロテイン飲料などが並び、女性向けにスイーツ感覚で手軽に食べられる商品や、パッケージを華やかなデザインにした商品も登場しています。

 菓子・食品メーカーのUHA味覚糖(大阪市中央区)は9月、「SIXPACK プロテインバー チョコレート味」を発売。成人が1日に必要とするタンパク質の3分の1にあたる20グラムを含むとともに、脂質を6グラム、糖質を5グラムに抑えたのが特徴で、同社マーケティング担当者は、女性の購入を促すために「ヘルシーさ」を追求しつつ、おいしさも維持することが重要としています。

「昨年12月に『SIXPACK プロテインバー キャラメルピーナッツ味』を発売したところ、予想以上に女性の購入者が多かったため、さらにカロリー、脂質、糖質を抑えた商品を抑えたチョコレート味を発売しました」(担当者)

 流通アナリストの渡辺広明氏は「プロテインがタンパク質であることを知らない女性も意外と多く、筋トレに励む人やスポーツ業界の関係者だけではなく、ターゲットの広い女性を取り込むことで、好調のプロテイン市場をさらに拡大させるのがメーカーの狙いです。タンパク質は子どもの成長やシニアの健康維持にも有効なため、さらにターゲットを拡大することで、プロテイン市場はまだまだ成長すると思います」と分析しています。

(オトナンサー編集部)

【写真】多彩なプロテインが登場

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渡辺広明(わたなべ・ひろあき)

流通アナリスト、マーケティングアナリスト、コンビニジャーナリスト

1967年4月24日生まれ。浜松市出身。東洋大学法学部経営法学科卒業後、ローソン入社。22年勤務し、店長、スーパーバイザーを経てコンビニバイヤーを16年経験、約700品の商品開発を行う。同社退社後、pdc、TBCグループを経て、2019年3月、やらまいかマーケティング(https://www.yaramaikahw.com/)を設立。同時期に芸能事務所オスカープロモーションに移籍し、オフラインサロン「流通未来研究所」を開設。テレビ、ラジオなどで幅広く活動する。著書に「コンビニの傘はなぜ大きくなったのか」(グーテンブック)「コンビニが日本から消えたなら」(KKベストセラーズ)

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