藤原さくら、初舞台で感じたこと 音楽、月9ヒロイン、MC…多才さの先にある未来
劇団☆新感線「偽義経冥界歌」で初舞台に立つ藤原さくらさんに、同作の見どころや、これまでの活動、約1カ月の米国留学などについて聞きました。
2016年放送のフジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」で、演技未経験にしてヒロイン役に抜てきされ、注目を集めたシンガー・ソングライターの藤原さくらさん。音楽活動の他、今年は、俳優・生田斗真さんが主演する劇団☆新感線「偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)」で初舞台に立つなど活動の幅を広げています。
オトナンサー編集部では、藤原さんに単独インタビューを実施。2020年に東京、福岡公演を控える「偽義経冥界歌」の見どころや、これまでの活動、約1カ月の米国留学などについて聞きました。
語学とギターを学ぶため、米国へ
Q.19歳でデビュー後、音楽活動とともに、月9ヒロインや「ポンキッキーズ」(BSフジ)のMCなどさまざまなことに挑戦されていますね。
藤原さん(以下敬称略)「自分でも経験したことのない新しいことにチャレンジし続けている感覚はあります。今回の舞台もそうですが、未知の世界を知ることができて、いろんな人に出会うことができる。それによって自分が成長できると思うんです。
例えば、歌うのが好きなら部屋で1人で歌えばいい。でも、聴いてほしい人や私の音楽を良いと思ってくれる人がいるからこそ、歌うのが楽しいんです。だからこそ、何でもやってみようという精神で、そこでの出会いを大切にしています」
Q.今年4月から5月にかけて、米国留学をされたそうですね。
藤原「英語の歌詞の曲も歌っているんですけど、留学経験もなければ、アメリカに行ったこともなかったのでずっと行きたいと思っていたんです。デビューしてから初めて1カ月間の休みがもらえたので、語学とギターを学ぶために行きました。
現地で仲良くなった友達と一緒にユニバーサルスタジオやラスベガスに行ったり、クラブも初体験しました。ライブハウスにも行ったんですが、ロサンゼルスのシンガー・ソングライターたちのライブを目の当たりにして、レベルが違うなと。自分たちのやりたいことを当然のように表現している姿がかっこ良くて、世界は広いと感じました」
Q.「偽義経冥界歌」は初舞台ということですが、舞台に立った感想は。
藤原「難しいところだらけでしたが、実際に舞台に立って『これがエンターテインメントか…』と身を持って体験しました。毎公演、同じせりふを言っているはずなのに、違う視点からの発見があって面白かったです」
Q.本作の見どころはどこでしょうか。
藤原「この作品は殺陣が見どころです。新感線の歴史の中でも一番というくらい戦うシーンが多いらしくて、出演されている皆さんも『今回は頑張った』とおっしゃっていました。少しですけど、私も初めてアクションに挑戦しましたが、アクション部の方に助けられっぱなしでした(笑)」
Q.その中で、藤原さんご自身の見どころはどこでしょうか。
藤原「私は楽器を弾きながら歌う女の子の役で、歌わせていただいてる曲がすごくいい曲なんです。歌のシーンは随所にちりばめられているので、楽しみにしていただきたいです。歌が物語の一部として話が進んでいくところは新鮮でしたね」
Q.月9「ラヴソング」では演技初挑戦でした。その経験は舞台で生きましたか。
藤原「『ラヴソング』で演じていた役と今回の役は全然違うので、まるで違う経験でした。でも、スタッフの方やキャストの皆さんたちと力を出し合って一つのものを完成させるという点では、通じるものを感じました」
Q.音楽活動と舞台では、達成感は異なるものですか。
藤原「ツアーではバンドメンバーや照明さん、音響さんなどがいて、総合芸術という感じはありますが、楽曲制作で考えると、家で1人で制作をしていくイメージです。舞台は毎公演ごとにみんなで『終わったねー』とねぎらう感じで、そこは違いますね」
Q.創作活動をする上で心掛けていることは。
藤原「リリースした曲でも、『歌詞をこうしていればよかったかな』と思うことが日々あります。正解がない分いくらでも反省できるんです。でも時間がたつと、その曲が好きになることもあります。その曲で救われたと言ってくださる人がいる以上、自分がしてきたこと全てに対して、『やらなければよかった』と後悔しないようにしています」
Q.目標としている存在を教えてください。
藤原「音楽の面では、おばあちゃんになってもフェスに呼んでもらえるようになりたい。私はポール(マッカートニー)が好きなんですけど、あの年齢になっても歌っているポールの姿を見て、私も彼が歌い続ける限りは生涯現役でずっと音楽をしていきたいです」
2020年劇団☆新感線39興行・春公演いのうえ歌舞伎「偽義経冥界歌」は、東京・TBS赤坂ACTシアターで2020年2月15日~3月24日、福岡・博多座で2020年4月4日~28日に公演。
スタイリスト:岡本さなみ
衣装協力:WAG inc
(オトナンサー編集部)
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