井上陽水&安全地帯が使った「アビーロード・スタジオ」は伊豆に現存した!

東京駅から特急列車で2時間ちょいの近さ
このスタジオを使った大物アーティストは数知れません。井上陽水や安全地帯、高中正義、RCサクセション、岩崎宏美、久保田利伸、バービーボーイズ、来生たかお、ゴダイゴなど、「ザ・ベストテン」や「夜のヒットスタジオ」を見ていた世代としては、そのメンツに興奮せざるをえません。
録音された曲も、安全地帯「ワインレッドの心」、井上陽水&安全地帯「夏の終わりのハーモニー」、久保田利伸「TIMEシャワーに射たれて」、RCサクセション「ラブミーテンダー」、中西保志「最後の雨」、バービーボーイズ「負けるもんか」、LA-PPISCH「パヤパヤ」など、珠玉の名曲ばかりと聞いて、思わずうなってしまいました。
こんなすごいエピソードを2017年1月6日に聞いた僕は、ビールと焼酎の「いいちこ」、つまみに缶詰の「缶つま」とミックスナッツを片手に、翌週14日には伊豆に行っていました。東京駅からJR東海道線「スーパービュー踊り子号」に飛び乗り、2時間3分で伊豆急行の伊豆高原駅に到着。迎えの車に乗ってスタジオへ向かいました。
プロのミュージシャンでなくても利用できる
到着したスタジオの周りには、豪華な戸建ての家が清楚に建ち並んでいて、リゾート感が満載。すぐ近くには、イラストレーター・水森亜土さんのギャラリー「おもちゃ箱画廊」もありました。伝説のスタジオの重い扉をぐっと開けると、目の前にはテレビで見たことのある密室が。「ここで、あの数々の名曲が録音されたのか」と、伝説の現場の空気を吸える幸福感に思わずつぶやく僕。スタジオ内には機材置き場があり、そこには有名アーティストの名前が書かれた機材が多く置かれていました。
スタジオの外には広い庭があり、大きなハッサクの実を付けた木があります。この木は、薬師丸ひろ子の大ヒットを記念して植えられた記念樹だといいます。さらに、このスタジオには別棟があり、ミュージシャンがレコーディング合宿を行えるように、宿泊施設になっています。温泉風呂やキッチン、広いリビングルームまであり、現在はプロのミュージシャンでなくても利用できるそうです。
伊豆と言えば、魚もおそばもうまい場所。ワサビもあります。音楽ファンの聖地巡礼の場所として訪れても最高だし、学生時代にバンドをやっていた世代が集まり合宿をしたら、素晴らしい同窓会になるだろうなあ、と思わず想像してしまいました。
(イベントプロデューサー テリー植田)

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