まるで新居! 部屋が格段に広くなる魔法のテクニック
家具が増えて手狭に感じるようになってきたお部屋――。しかし、家具の配置を少し工夫するだけで、あら不思議、見違えるように広いお部屋へと生まれ変わりますよ。

引っ越してきた時は広いお部屋だったのに、家具もだんだん増えてきて何となく手狭に感じるようになってきた――。そんな人でも、家具の“配置”を少しだけ工夫することで、見違えるように広いお部屋へと生まれ変わりますよ。
そうした魔法のようなテクニックを教えてくれるのは、インテリアコーディネーターのすはらひろこさんです。
床を広く見せるのがポイント
実際にできることは部屋の状況によりますが、以下のうち一つでも実践すれば、効果があります(並びは優先項目順)。
【床をたくさん見せる】
部屋の面積が同じであれば、床がたくさん見えた方が広く感じさせることができます。テーブルやいすは部屋の中央ではなく、壁や窓の近くに置いて床を広く見せましょう。
【家具を1カ所に集める】
どんなにこまめに掃除をしていても、家具の置き方や向きがバラバラでは、雑然とした印象になってしまいます。家具類はなるべく1カ所に集めて部屋のスペースを広く見せるようにしましょう。
【家具の前面をそろえる】
奥行きの違う家具がある場合は、壁側にそろえるのではなく、最も出っ張った家具の前面にそろえて配置すると、すっきりした印象になります。なお、壁から離して置いた家具は倒れやすくなるため、地震対策も忘れずに。
【入り口近くに背の高い家具を置く】
入り口近くに背の高い家具を置き、奥に背の低い家具を配置すると、遠近感で奥行きのある広い部屋のような印象を持たせることができます。
【奥に暗い色の家具を置く】
部屋の奥に暗い色の家具を配置すると、目の錯覚によって、実際の広さよりも奥行きを感じさせることができます。また明るい色の家具は部屋を広く見せられるほか、オレンジ色などの家具は部屋をにぎやかに見せる効果があります。
(オトナンサー編集部)
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