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捨てないで! お掃除にも使える「リンス」の驚くべきパワー

余ってしまったリンスをどう処理すべきか、悩んでしまったことはありませんか。浴室にずっと放置することもできないし、捨てるのはもったいないし……そんな時にオススメの活用法があります。

意外なほどに用途が広いリンス

 シャンプーとリンスをペアで買ったはいいものの、リンスだけ少し余ってしまった――。そんなご経験、おありじゃないでしょうか。

 しかし、余ったリンスをすぐに捨ててしまうのは早計かも。リンスには生活のさまざまなシーンで役に立つ、驚きのパワーがあるのです。

 オトナンサー編集部では今回、そんなリンスの“秘めたパワー”について、東京・銀座の美容室「Shell Bear」の西谷麻美子店長に取材しました。

お掃除や寝ぐせ直しに再利用できる

 まず西谷さんによると、リンスは量が多いとヌルヌルしてしまうため、最初は少なく、徐々に量を増やしていくのが基本です。使い道は以下の通りです。

【縮んだセーターの復元に】

 セーターが縮んでしまう原因は、洗濯した時に繊維が絡まってしまうことです。そこで、リンスを使うと絡まった繊維を伸ばすことができます。

 約5リットルのぬるま湯(約40度)をバケツなどに入れて、小さじ1杯のリンスもしくはコンディショナー(ジメチコンを含むもの)を溶かします。これにセーターを浸し、少し置いた後に軽く絞ってタオルの上に置き、手で引っ張って形を整えます。可能であれば、アイロンの蒸気を当てながら広げるときれいに仕上がります。

【フローリング掃除に】

 水で薄めたリンスをフローリングの拭き掃除に使うと、ツヤが出てワックスをかけた後のような状態になります。

【寝ぐせ直しに】

 ヘアスタイリング前の寝ぐせ直しに使えます。リンスを水に溶かしてスプレーに入れ、髪に吹きつけます。その後、ドライヤーを使うと寝ぐせがきれいに直ります。

(オトナンサー編集部)

西谷麻美子(にしたに・まみこ)

美容室「Shell Bear」店長

髪がきれいになるカット、ヘアアレンジのスペシャリスト。メーク講師経験を生かした、女性目線でのアドバイスに定評がある。得意技術は“大人かわいい”ボブやミディアム。趣味は「美酒美食巡り」。美容室「Shell Bear」(http://shellbear.com/)。

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