わかるやろ? ソファの飼い主に無言の“立ち退き勧告”をする猫の漫画 「逆らえない」
飼い主に無言の訴えをしてくる猫を描いた漫画が話題に。ある日、ソファに座って本を読んでいた飼い主の女性。そこに猫の「きなこ」がやって来て…。

飼い主に無言の訴えをしてくる猫を描いた漫画「立ち退き勧告」がSNS上で話題となっています。ある日、ソファに座って本を読んでいた飼い主の女性。そこに猫の「きなこ」がやって来て、無言で女性のことを見つめ…という内容で「猫あるある」「すごいプレッシャー」「猫には逆らえない」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
きなこのかわいい“立ち退き勧告”
この漫画を描いたのは、フリーランスとしてイラストや漫画を制作している、ぱるぱーる(ペンネーム)さんです。「猫まんが」(マガジンハウス)に作品を掲載しているほか、インスタグラムやブログで愛猫との日々を漫画にして発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
ぱるぱーるさん「もともと猫を飼う予定はなかったのですが、猫好きの娘のために2015年7月に黒猫の『ナノ』を家に迎えました。あまりにもかわいくて行動も面白かったので、同年8月から日記感覚で4コマ漫画を描き始めました。翌年に保護猫の『きなこ』を迎え、現在は2匹の日常を描いています」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ぱるぱーるさん「そこに、きなこがいたからです。そして、きなこがかわいかったからです(笑)」
Q.“立ち退き勧告”は、ご家族全員に行われているのでしょうか。
ぱるぱーるさん「むろん、家族全員に行われます」
Q.もし、ソファをどけなかったら、どうなっていたのでしょうか。
ぱるぱーるさん「『どかない』という選択肢はありません。見つめられたら、即どきます(笑)どかなかったら、どうなるんでしょうね…」
Q.これ以外で、猫の訴えに負けて譲ってしまうことはありますか。
ぱるぱーるさん「『場所』については譲ります。目を使って座布団を取られたこともありますし、布団の端っこで寝ることなんてしょっちゅうです。トイレに行って帰ってきたら、椅子を占領されていることもあります」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ぱるぱーるさん「このような“ニャンハラ”は猫を飼っている人は皆経験済みで、『仕方ないよね』『甘んじて受ける』『かわいいから許す』などの意見が多かったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
ぱるぱーるさん「漫画を通して『猫って何かいいな』と伝わればいいなと思っています。それがきっかけで優しくしてもらえる猫さんが増えて、飼い主さんも幸せになれば言うことなしです。今後は強いて言えば、何か役に立つ漫画が描きたいです。猫に限らず、読むだけで知識が増えるというような。文字だでは読まれにくいものを漫画にして、たくさんの人に読んでもらいたいです」
(オトナンサー編集部)
どかなかったらマーキングスプレーされるかも。