介護施設で…おばあちゃんの言葉から“当たり前”の大切さ学んだ漫画が「すてきです」
勤務先の介護施設での出来事を描いた漫画が話題に。ある日、おばあちゃんをお風呂に入れた後、「いつもありがとうね」と感謝された女性。「おおげさですよ」と言うと…。

勤務先の介護施設での出来事を描いた漫画「介護施設でのお話」がSNS上で話題となっています。ある日、おばあちゃんをお風呂に入れた後、「いつもありがとうね」と感謝された女性。「おおげさですよ」と言うとおばあちゃんから返ってきた言葉が…という内容で、「これ大事」「すてきです」「見習いたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
当たり前のことに感謝する気持ち
この漫画を描いたのは、おにぎり2525(ペンネーム)さん(34)です。ブログやインスタグラムで主に育児に関する日記や漫画を描いています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
おにぎり2525さん「毎日、仕事や育児に追われ、心に余裕がない時期だったので、とても印象に残ったからです」
Q.このおばあちゃんは施設に入って長いのですか。
おにぎり2525さん「もうすぐ5年くらいになると思います。昔から、ニコニコしたおばあちゃんで、いつも癒やされています」
Q.その後、当たり前のことに感謝する気持ちは強くなりましたか。
おにぎり2525さん「なりました! 当たり前は当たり前じゃないと、今は強く思っています。忘れがちなことですけどね」
Q.この他に「はっ」と気付かされたことはありますか。
おにぎり2525さん「介護は子育てと似ている部分があるのですが、『見守る』ことの大切さに気付かされます。やってあげる方がいろいろと早いのですが、自分でできたときの喜びはやらないと分からないんですよね」
Q.介護施設で働いていて、うれしい瞬間は。
おにぎり2525さん「やっぱり、顔を覚えてもらったり、『笑顔がすてきね』と言われたりするとうれしいですね」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
おにぎり2525さん「『当たり前の毎日に、感謝の気持ちを忘れないようにしたいです』というコメントを頂きました」
(オトナンサー編集部)
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