男性も大満足! ガッツリ食べられる、栄養満点「パワーサラダ」とは
食事の代わりにもなる「パワーサラダ」というサラダが昨今、注目を集めています。一方、巷ではサラダ好きの50~60代男性が増加中。そこで今回は、“サラダを食べる男性”に向けてパワーサラダの魅力を紹介します。
サラダ好きの50~60代男性が増加しています。博報堂生活総合研究所の調査「生活定点」によると、アンケートを開始した1998年と比較して、2016年には50代男性が1.07倍(50.7%)、60代男性は1.33倍(45.2%)となりました。
加えて「パワーサラダ」という名の“食事になる”サラダが昨今、注目を集めているといいます。2016年10月には東京都内に専門店がオープン。大手食品メーカーのキユーピーもパワーサラダ用の業務用ドレッシングを同年2月に発売。同社広報部によると、「外食チェーンのほか、コンビニなど中食メニューへの採用事例が増えている」そうです。2017年2月には業務用・家庭用製品の発売も予定されています。
オトナンサー編集部では、そんなパワーサラダの魅力について、料理研究家の西岡麻央さんに聞きました。
食べ進めるごとに変化する食感
「日々の食生活で不足しがちなビタミンやミネラル、たんぱく質、食物繊維、脂質を一度に摂取できる、栄養満点のサラダのことです」。西岡さんはパワーサラダについて、こう説明します。そのルーツは米ニューヨークやロサンゼルスなど諸説あります。
使用される主な食材は、サラダのボディーとなるロメインレタスやベビーリーフのほか、ビタミン豊富なフルーツ、グリルチキンやローストビーフなどの動物性たんぱく質。「フルーツを入れることで色味がさらに鮮やかになり、そこに肉を加えることで、肉好きの男性にもPRすることができます」。専門店ではアボガドや雑穀、根菜などを加えるといいます。
食感も大きなポイントです。「食べ進めるごとに変化してとても面白いですね。チョップドサラダ(野菜が同じ大きさにカットされたサラダ)よりも、一つ一つの素材を楽しむことができます。葉物野菜のシャキシャキ感やリンゴのシャリシャリ感、根菜類のホクホク感、ナッツのザクザク感など、これまでのサラダにはなかった世界を体験できます」。入れる食材を増やせば増やすほど、新たな食感に出会うことができ、最後まで飽きることなく楽しめるといいます。
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