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その礼拝は間違いだった! 正しい神社参拝のマナー

神様に「商売繁盛」「合格」などを願う神社でのお参りですが、鳥居をくぐってから帰るまでには、実にさまざまな作法が存在しています。私たちに根付く“文化”としての神社を大切にするために知っておきたい「お参りのマナー」です。

神社のお参りにはさまざまなルールがある

「神頼み」という言葉があるように、「商売繁盛」「結婚」「合格」などの願いを聞いてくれる神様、そして神社――。お正月は、家族や大切な人と初詣に出かけた人も多いことでしょう。

 ところで、神社へのお参りには、知っているようで知らない作法がたくさんあります。鳥居~参道~社殿と、普段は何気なく進んでいく経路にも、実はさまざまなルールが存在しているのです。

 オトナンサー編集部では、こうした神社における作法とマナーについて、和文化研究家で日本礼法教授の齊木由香さんに聞きました。

参拝は大きく2つのタイプに分かれる

 齊木さんによると、神社といってもその姿はさまざま。山や岩、滝などの自然崇拝から、神話の神々を祭る神社、戦国武将を崇める神社まであり、それぞれが独自の文化を形成しています。ただし、どの神社も人々の願いを受け止める場所であることは昔も今も不変。「ご利益がしっかりと得られるように正しい作法を心得てお参りしましょう」。

 神社における参拝は「正式参拝」と「略式参拝」の2種類です。正式参拝は七五三などの通過儀礼において社殿(神の居場所)に上がり、神職(神主)の神事を受けながら参拝すること。神様や神主様に敬意を払い、礼服やスーツなどの正装で参拝します。

 一方の略式参拝は、初詣や願掛けといった日々のお参りのことを指します。略式参拝の場合は、特に服装の制限はありませんが、あまりにラフな格好や露出の多い服装は神様に対して失礼になるため避けましょう。

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齊木由香(さいき・ゆか)

日本礼法教授、和文化研究家、着付師

旧酒蔵家出身で、幼少期から「新年のあいさつ」などの年間行事で和装を着用し、着物に親しむ。大妻女子大学で着物を生地から製作するなど、日本文化における衣食住について研究。2002年に芸能プロダクションによる約4000人のオーディションを勝ち抜き、テレビドラマやCM、映画などに多数出演。ドラマで和装を着用した経験を生かし“魅せる着物”を提案する。保有資格は「民族衣装文化普及協会認定着物着付師範」「日本礼法教授」「食生活アドバイザー」「秘書検定1級」「英語検定2級」など。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/yukasaiki)。