オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

目まで完コピ 娘が母を、母が娘をまねして“おままごと”をした漫画反響「面白すぎる」

娘とした“おままごと”の様子を描いた漫画が話題に。娘が母、母が娘と役割を入れ替えておままごとをする親子。母になりきった娘が料理を始めると…。

 漫画「おママ(母)ごとが上手すぎる2才8ヶ月」のカット=ちぱ記録(by taeco)(chipapapapapapapa)さん提供
漫画「おママ(母)ごとが上手すぎる2才8ヶ月」のカット=ちぱ記録(by taeco)(chipapapapapapapa)さん提供

 娘とした“おままごと”の様子を描いた漫画「おママ(母)ごとが上手すぎる2才8ヶ月」がSNS上で話題となっています。娘が母、母が娘と役割を入れ替えておままごとをする親子。母になりきった娘が料理を始めると…という内容で「子どもはよく見てますね」「面白すぎる」「うちもよくまねされます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

想像以上に忠実だった「母」のまね

 この漫画を描いたのは、イラストレーターのtaeco(ペンネーム)さんです。これまでに「マンガでわかる! 保育所保育指針」(中央法規出版)のイラスト、「やまぐち産休育休ママパパポータルサイト」イラストレポートなどを手がけています。インスタグラムブログでは、3歳になる娘の育児漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

taecoさん「小さな頃から絵日記を書くのが大好きで、社会人になってもブログでイラスト入り日記などを書いていました。子どもを産むと、パソコンに向かう時間がなかなか取れなくなり、手元の適当な紙に育児日記をバラバラと描いていたのですが、せっかくなのでインスタにまとめて自分用の記録にしようと、娘が1歳2カ月の時に育児日記専用のアカウントを開設しました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

taecoさん「おままごとで『母』をまねする姿が、想像以上に忠実すぎて笑ってしまったからです」

Q.役割を入れ替えたおままごとは、よくしているのですか。

taecoさん「時々やります。私が子ども役(赤ちゃん役)をすると優しくしてくれるので、癒やされます」

Q.娘さんのまねをして駄々をこねることで、どんな反応を期待していましたか。

taecoさん「『駄々をこねられるとこんなに大変なんだぞ』とちょっと意地悪な気持ちでやってみました。反応は、全然想像していませんでした。面白いので、2~3度繰り返してみたら、ため息をつきながらままごとセットを置いて、『ワカッタヨ』と困った顔をして抱きしめてくれました。めちゃくちゃうれしかったです(笑)」

Q.taecoさんは普段、娘さんがまねをしたような対応をしているのでしょうか。

taecoさん「そ、そんなことはないはずです。たまにです」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

taecoさん「共感の声が多かったように思います。よくも悪くも、まねされるママさんが多いみたいです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

taecoさん「ありのままの、インスタ映えしない日常を発信していきたいです。一瞬で過ぎるかわいい姿や出口の見えない大変な気持ちを、笑ってもらえたり共感してもらえたりすると励みになります。『自分も誰かの励みになれているといいな、みんな今日も頑張ろう』という気持ちで描いています。いつかは本を出版したいですが、まずは子どもに負けないよう、体力をつけながら日々をつづっていきたいです」

(オトナンサー編集部)

【漫画】本編を読む

画像ギャラリー

taeco

イラストレーター

FMやまぐち子育て番組「madapana(マダパナ)」にレギュラーゲストで出演中(https://www.instagram.com/madapanafmy/?utm_source=ig_embed)。「マンガでわかる! 保育所保育指針」(中央法規出版)イラスト、「やまぐち産休育休ママパパポータルサイト」(http://yamaguchi199.com/)イラストレポートを担当。ブログ「さんごくいちってどこですか」(https://taeco3591.com/)、インスタグラム(https://www.instagram.com/chipapapapapapapa/)で子育て漫画を発表している。

コメント