娘を叱りすぎたパパが握手で仲直りを求める漫画 拒絶の理由が「笑える」「そっちか」
父と娘の仲直りの様子を描いた漫画が話題に。ある日、子どもを厳しく叱りすぎたと反省する父。仲直りの証しとして娘に握手を求めますが…。
父と娘の仲直りの様子を描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある日、子どもを厳しく叱りすぎたと反省する父。仲直りの証しとして娘に握手を求めますが…という内容で「笑える」「そっちか!」「ドンマイ」などの声が上がっています。作者の男性に聞きました。
「そっちを気にするのかよ!」
この漫画を描いたのは、漫画家・イラストレーターの金星さん(37)です。「ゼクシィBaby」「すくパラ倶楽部NEWS」でコラムを連載中で、インスタグラムで育児エッセイ漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
金星さん「2014年ごろからです。以前は文章のブログを書いていたのですが、体験を漫画にした方が、よりたくさんの人に見てもらえるのではないかと思ったのがきっかけです。元々絵を描くことが好きだったので、とりあえず何か描きたいとも思って始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
金星さん「父親としてのちょっぴり切ない部分や、面白いと感じた日常をテーマに描いているのですが、今回のエピソードがテーマにマッチしていたからです」
Q.このときは、何に怒っていたのでしょうか。
金星さん「はっきりとは覚えていないのですが、何度同じことを注意しても繰り返したことが原因だったと思います。よくないことは、最初は指摘して教える形で、何度言っても応じない場合に叱ることが多いです。危険なことや周りに迷惑になることは叱ります。
子どもを叱る際は、夫婦二人で叱らないよう心がけています。どちらも叱ってしまうと、子どもが叱られた印象だけを引きずったり、追い詰められたりして、本当に伝えたいことが伝わりにくいからです。叱り役は片方で、もう片方はフォロー役に徹しています」
Q.子どもの言葉でどんな気持ちになりましたか。
金星さん「『そっちを気にするのかよ!』と突っ込みたくなりました。私自身は特に気にしていないので、手のネッチョリ感は健在です(笑)」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
金星さん「『笑いました』というコメントや、『パパ、ドンマイ』という励ましの言葉を多く頂きました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
金星さん「『日常の笑い』をテーマに、多くの読者の方に共感してもらえる、ホッとひと息つける漫画を発信していきたいです。また、育児ジャンルに限らず、オリジナルキャラクターを作って創作漫画執筆の幅を広げていきたいです。仕事上の経験から、発達障害をテーマにした漫画も描いてみたいです」
(オトナンサー編集部)
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