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「優しすぎる…」 一日中ゲームをする夫に爆発寸前のママへ…娘の一言が泣かせる漫画

家事をする母親にお礼を言う娘を描いた漫画が話題に。休みの日、外出もせずゲームに没頭する夫に怒りを募らせながら、家事をする母親。すると、娘が…。

母親にお礼を言う娘を描いた漫画のカット=おはな(uktnk0512)さん提供
母親にお礼を言う娘を描いた漫画のカット=おはな(uktnk0512)さん提供

 家事をする母親にお礼を言う娘を描いた漫画がSNS上で話題となっています。休みの日、外出もせずゲームに没頭する夫に怒りを募らせながら、家事をする母親。すると、娘が「あそぼ~」と声をかけてきて…という内容で「なんて良い子」「優しすぎる」「いい話で泣けます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

親が思うよりも、しっかりしている娘

 この漫画を描いたのは、主婦のおはな(ペンネーム)さん(37)です。上海に在住し、4歳の娘を育てながら、インスタグラムで育児漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

おはなさん「娘の幼稚園入園のタイミングで、時間に余裕が出始めた頃からです。実は、娘が見ている前で夫婦げんかをしてしまったことがあり、その時の娘の言葉がとても印象深く心に残ったことがきっかけでした。自分への反省も込めて忘れたくないなあと思い、それまでの写真による投稿から、漫画での投稿に切り替えました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

おはなさん「他の投稿も同じですが、娘の行動や言葉を忘れず残しておきたいという気持ちが一番です。ただ、今回の漫画に関しては、夫に対するイライラを発散する意味もありました(笑)」

Q.この後、パパの態度に変化はありましたか。

おはなさん「特に変化はありません…」

Q.娘さんの優しい気持ちは、どうやって身についたのでしょうか。

おはなさん「私もびっくりしました。お礼を言うことの大切さは、普段からしつこいくらいに伝えているつもりですし、私自身もきちんと感謝の言葉を言うようにしていますが、娘にはいまいち伝わっていないように感じていたので…。親が思っているより、ちゃんと受け取ってくれているものだと気づかされました」

Q.ほかに、娘さんから学ばされたことはありましたか。

おはなさん「たくさんあります。たとえば、買い物などで列に並んでいるとき、なかなか列が進まずに私がイライラしていると、『誰か困っている人がいる(から列が進まない)んじゃない? 仕方ないよ』と諭されたり、親から強く叱られても、3秒後には何事もなかったかのように笑いかけてきてくれたり、良い意味での諦めというか開き直りというか、そういうことが得意なところは見習いたいと思います」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

おはなさん「どのコメントも私の気持ちに寄り添ってくれて、娘の行動を褒めてくれて、とてもうれしいものでしたが、一番スカっとさせてくれたのは『旦那さん、ぶっ飛ばしてあげたい』です(笑)」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

おはなさん「今までと同じように、娘との何気ない毎日を記録していきたいです。何年、何十年たって、懐かしく振り返る日を楽しみにしています」

(オトナンサー編集部)

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コメント

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12件のコメント

  1. 家事と育児、プラス自分がやりたいこと、やりたいことをする時間を見つけないと、夫とは平行線のままだと思います。夫は仕事をしている時間は心身共に仕事に捧げていて、家にいる時間が休息、癒しの時間です。童心に還ってゲームしたりすることで心のバランスを保っています。その時間を家族が協力して確保してあげないといけない。ある程度確保したうえで、家族サービスを要求できる。自分・夫・子供に使う時間配分を冷静に照合してみないと、この漫画の説得力はありません。子供を優先しすぎたり、夫を優先している風にみせかかけて、他力本願で実は何もしていない主婦が多いのも事実です。平日は夫婦ともに自分の仕事でしっかり埋めて、土日は両者しっかり休んで自分の好きなことをする。土日は家事を休むべきです。作りたくないなら、作り置きや外食。掃除は平日に済ませる。こういう漫画の作り方では、女性の主張ばかりでそれに見合う代案が提案されないまま、子供に心的負担をかけたうえに、主婦の感覚を鈍らるような気がします。

  2. うわー、文章から偏屈な人なんだろうなと想像出来るね。

    • 偏屈でもなんでもいいですが・・・家庭でも隣人でも、国同士でも、些細な事で揉める。でも、それに対して、自分で代替え案を提案していく社会にならないと、何一つ改善しません。労働に対する労りや共感は大事ですが、見返りを求めすぎているように感じましたし、なおかつ子供に心的負担させるのはどうかと思います。子供は両親の間に漂う空気を読んで発言します。この漫画で言うと、負担させたのは夫、という設定ですが、妻には全く非がないかどうかはちょっと疑問です。私はこの妻の専業主婦という仕事に対する甘えを感じます。夫の仕事は手伝わない(手伝えない)のに、妻の仕事(家事育児)は手伝ってほしい、家庭サービスは率先してほしい、要求ばかりに感じます。すでに外食に行っているにも関わらず、それだけって?? 主婦の仕事は体力的に厳しくなることが多いです。でもその分、時間や完成度のなかで融通性もあり、なんとか家族にも了承もらってカバーできることが多いです。一般家庭で家政婦さんの賃金もらえるほどの完成度の主婦はほとんど居ません。家事育児しながらでも、家族が仲良くやっていくために、夫と話し合うべきことを整理してまとめる時間はあります。この漫画は主婦がバカにされたように感じて正直不愉快でした。こんな主婦ばかりだと思われるのは嫌です。

  3. 夫婦共働きで、3人の子育て(13歳、12歳、8歳)をしています。この記事を見て、これからの日本の家族像を憂慮しかねませんでした。この記事のお母さん、かなりストレスたまっているのでは。子供が一人の時は、この記事のように何とか気持ちも収まるでしょう・・でも、2人、3人と増えると、ひたすら耐えるだけではもたなくなり、いつか限界がくるでしょう。私も、結婚後、子育てがこんなにも大変だということを知らず、仕事との両立で大変な毎日を過ごしました。子供が小さい間、延べ10数年、ほとんど自分の時間は持てず、自分のことは後回しにして過ごしました。そして、この記事同様の我が夫に対して、何も言わず3年間耐えました。が、あまりにも手伝ってくれずに、自分のしたいことばかりする主人に爆発しました。主人は「家のことは女がする、自分はこの家の家長だ」という考えで育てられたためか、自閉症(アスペルガー)の傾向があるためか、これをして欲しいと1から10まで伝えないと分からないタイプで、大変苦労しました。夫婦の在り方は、各家庭によって千差万別。それでも、共働きの場合、夫婦で家事育児を半分半分くらい助け合うくらいの「気持ち」がないと、壊れてしまうと思います。専業主婦の場合でも、少しは手伝ってもらわないとね・・お母さんが寝込んだ時、子供の世話を誰がするのでしょうか・・・今の時代、スマホやゲーム、漫画などに時間を取られ、好きなことばかりをだらだらして育つ子供たちを見て、なんだか これからの日本、日本の家族大丈夫か・・・と心配です。わが子も同様、ゲームに夢中なので、自己中にならないよう、何事もほどほどに・・適度に・・を教えているところです。

  4. 偏屈でもなんでもいいですが・・・家庭でも隣人でも、国同士でも、些細な事で揉める。でも、それに対して、自分で代替え案を提案していく社会にならないと、何一つ改善しません。労働に対する労りや共感は大事ですが、見返りを求めすぎているように感じましたし、なおかつ子供に心的負担させるのはどうかと思います。子供は両親の間に漂う空気を読んで発言します。この漫画で言うと、負担させたのは夫、という設定ですが、妻には全く非がないかどうかはちょっと疑問です。私はこの妻の専業主婦という仕事に対する甘えを感じます。夫の仕事は手伝わない(手伝えない)のに、妻の仕事(家事育児)は手伝ってほしい、家庭サービスは率先してほしい、要求ばかりに感じます。すでに外食に行っているにも関わらず、それだけって?? 主婦の仕事は体力的に厳しくなることが多いです。でもその分、時間や完成度のなかで融通性もあり、なんとか家族にも了承もらってカバーできることが多いです。一般家庭で家政婦さんの賃金もらえるほどの完成度の主婦はほとんど居ません。家事育児しながらでも、家族が仲良くやっていくために、夫と話し合うべきことを整理してまとめる時間はあります。この漫画は主婦がバカにされたように感じて正直不愉快でした。こんな主婦ばかりだと思われるのは嫌です。

  5. Makikoさんの言うように、代案を夫に示したり、改善しようと努力することは、必要なのかもしれません。
    それで改善されることもあるのでしょう。私はうまくいきませんでしたが。。。

    土日を休んだところで、その家事のしわ寄せは全部自分に来ますし、そもそも子育て中に休みがあるのでしょうか?24時間拘束されるのが子育てです。
    子どもに心的負担をかけると書いていますが、人間ですから、誰かに負担をかけたりかけられたり、それが当たり前じゃないですか。そういう時に、ありがとうって言葉を使うんだって、この漫画のお子さんが教えてくれています。

    子育てで疲れているみんな、仕事で疲れている夫、そして自分、本当によく頑張っていますよ。
    お疲れ様です。
    ありがとう!

    • この漫画、最後に「こんなこと子供に言わせてたらだめだよね」って夫婦二人が話し合おうとするような、あともう一歩踏み込んだ展開でないと意味がないと思います。子供に促されて、言わされた感謝を口にする夫、欲求不満の妻は一時的に留飲を下げて、終わり。不特定多数が見る作品としてはお粗末だと感じます。Tomokoさんがおっしゃるようにみんな頑張っています。でも、それを無駄にしないよう、次の展開を皆で考えないといけない時代が来ているのです。そうだね、あるあるだね、夫が悪いよね、っていう誰かのせいにしてスッキリして終わり、の時代ではないはずです。ゲーム依存で悩んでいる家族は非常に多いです。そこも考えると、よけいにこの漫画がお粗末だと思います。子供が優しい(当たりまえ)という違う論点で誤魔化すのも誤魔化されるのもやめて欲しいのです。

  6. この漫画、最後に「こんなこと子供に言わせてたらだめだよね」って夫婦二人が話し合おうとするような、あともう一歩踏み込んだ展開でないと意味がないと思います。子供に促されて、言わされた感謝を口にする夫、欲求不満の妻は一時的に留飲を下げて、終わり。不特定多数が見る作品としてはお粗末だと感じます。Tomokoさんがおっしゃるようにみんな頑張っています。でも、それを無駄にしないよう、次の展開を皆で考えないといけない時代が来ているのです。そうだね、あるあるだね、夫が悪いよね、っていう誰かのせいにしてスッキリして終わり、の時代ではないはずです。ゲーム依存で悩んでいる家族は非常に多いです。そこも考えると、よけいにこの漫画がお粗末だと思います。子供が優しい(当たりまえ)という違う論点で誤魔化すのも誤魔化されるのもやめて欲しいのです。

  7. うあー、会社にもいますわ、自分の思う100点の展開、隙のない表現でないと意味ないとぶった切る人。
    こういう考え方だったのね。一歩、いや、半歩ずつ表現していく、また、一歩進んで二歩下がるとかいう考え方は受け入れられないんだろうな。
    でも、そういう考えの人がいるってことが参考になりました。ありがとう。

    • PPPP様、自分の思う展開でないといけないっていうことではありません。他にもっと奇想天外な面白い展開の方がありがたいです、漫画ですし。(嫌味だとは重々承知していますが)色んな人の意見が参考になったのは良かったです。話はもどりますが、夫が妻の、妻が夫のお互いの領域を理解しあえないことは、もう、有史2000年、いえ、もっと前から続いています。一歩、半歩、マイナス一歩云々、ずいぶんやってきているはずです。日本も戦後から、徐々に女性の地位も向上し、感情を共有できる場所も増え、少しづつ環境は整ってきています。ネットも出来て、さらに救いの手が伸びています。なのに、これ、この漫画でいいのですか?今の70歳台(モーレツサラリーマン団塊世代)と同じような愚痴を繰り返しているとしか思えないこの内容。2019年現在、TV視聴率が下がり、ネットはほぼ公共の電波に近いと言えます。見たくないものでも目に入ってしまう状況になっていて、こんな内容の薄い漫画を国内で垂れ流し続けて、そうだねそうだねって慰めあって、それで満足していていいのでしょうか?レベルの高いものだけを掲載して貰いたいです。もっと、掲載内容を吟味して、内容の濃いものだけを選び出して、国民にとって良い情報がほしいのです。それがジャーナリズムです。それを要求することも受益者の務めです。お互いにテキトーなことはやめましょう。お互いに高めあうことが重要なのです。

  8. いいなぁ。
    ちょうど今日、夫から育児に関して頓珍漢な口出しをされてイライラしている時に、この記事を拝見しまきた。
    私は、自分は嫌われてもいいから子供の実になる事を伝えるよう心掛けています。
    だから、口うるさい厳しいと嫌われても構わないと日頃から思っているけれど、やはり迷ったりくじけそうになることが多々あります。こうやってお子さんから「お母さんは間違っていない」って思わせてくれるエピソードがあるのは、親冥利につきますよね。少し、いえ凄く妬ましいです(笑)

  9. 田中真紀子こえー。