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もうすぐ歓迎会シーズン! 座敷での宴席、脚がしびれない「正座」のコツは?

4月に入ると、新入社員向けの歓迎会が行われる企業も多いはず。しかし、座敷で行われるケースでは「脚のしびれ」が悩みの種です。

正座で脚がしびれないコツは?
正座で脚がしびれないコツは?

 4月に入ると、新入社員向けの歓迎会が行われる企業も多いと思います。座敷で行われるケースもありますが、そんなときに悩みの種になるのが「脚のしびれ」です。上司や先輩社員の前で脚を崩せず、正座を長時間続けていると、楽しいはずの宴席が苦痛になってしまう恐れもあります。正座で脚がしびれないようにするコツはあるのでしょうか。

両足をぴたりとつけず、少し開く

 正座といえば、茶道や囲碁・将棋。そこで、茶道の流派の一つである「大日本茶道学会」を運営する公益財団法人三徳庵(東京都新宿区)の担当者に聞きました。

Q.流派によって正座の仕方に違いはあるのでしょうか。

担当者「特にないと思います」

Q.脚がしびれにくい座り方はありますか。

担当者「両膝はぴたりとつけず、少し開けます。また、足先は真っすぐに伸ばさず、右の親指の上に左親指を重ね、かかとは少し開けるようにして、その上に軽く腰を落ち着けて座ります」

Q.正座は、練習すれば慣れるものなのでしょうか。

担当者「先程申し上げた方法で座る習慣をつけていただくと、比較的楽に座れるようになると思います」

Q.それでも、正座で脚がしびれた場合、どのようにするのですか。

担当者「立ち上がって足を伸ばします」

 囲碁の対局でも、長時間正座をすることが珍しくありません。対局に臨む棋士はどのように対応しているのでしょうか。日本棋院(東京都千代田区)の広報担当者に聞きました。

Q.そもそも、囲碁の対局は椅子と座敷の2種類で行われるそうですが、基準はあるのでしょうか。

担当者「アマチュアや国際棋戦では椅子を使って行います。国内戦も『挑戦手合』と呼ばれるタイトル戦を除き、椅子での対局が増えています」

Q.座敷で対局を行う際、座り方は指定しているのでしょうか。座り方などに関するルールやマナーは。

担当者「座り方に規定はありませんので、変な座り方をしても注意はしません。プロになる過程で礼儀作法を学ぶため、座り方に問題のある人はいません。なお、対局時は、ジーパンや肌の露出が多い服装は禁止しています」

Q.座敷での長時間の対局に耐えるために、プロ棋士が取り組んでいることはあるのでしょうか。

担当者「『脚を浮かす』『脚の組み方を工夫する』『トイレ休憩時に屈伸をする』などがあると思います。座り方についても、プロになる過程で各自が学ぶため、当院で特に指導しているわけではありません」

Q.脚が悪く、正座が難しい人が対局に臨む際はどのように対応するのでしょうか。

担当者「過去に、交通事故に遭って車いすで対局した人もいます」

Q.座り方に関して、棋士からはどのような意見が寄せられていますか。

担当者「足腰への負担を考慮し、年配のプロの中には椅子での対局を望む人が増えています」

 宴席は、上司や先輩社員と打ち解けるチャンス。脚のしびれで苦しまないために、今から正座を練習しておくのも手かもしれません。

(オトナンサー編集部)

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