チラシでゴミ箱を折るおばあちゃん描く漫画 物を大切にする性格で…「あるあるですね」
チラシでゴミ箱を折るおばあちゃんを描いた漫画が話題に。デイサービスが休みの日、皆に喜ばれるからとゴミ箱を作るおばあちゃんは…。

チラシでゴミ箱を折るおばあちゃんを描いた漫画「紙袋」がSNS上で話題となっています。デイサービスが休みの日、皆に喜ばれるからとゴミ箱を作るおばあちゃん。ゴミ箱を入れる紙袋に名前を書くように頼んできて…という内容で「私もためてしまいます」「おばあちゃんの部屋を思い出した」「あるあるですね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
物を持ちすぎて部屋はカオスに…
この漫画を描いたのは、アラカン主婦シロコ(ペンネーム)さん(58)です。普段は主婦として、家事をしながら漫画を描いています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
シロコさん「子どもの頃から、漫画は読むことも描くことも大好きだっので、夢は自然に漫画家でした。漫画家にはなれませんでしたが、挿絵などで少量の仕事をしていた時期もありました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
シロコさん「数年前から同居している89歳の義母は物をとても大事にする人ですが、結果的に物を持ちすぎて部屋はカオス状態。そんな義母らしいエピソードを皮肉交じりに描きました」
Q.名前を書いた紙袋は無事に持って帰ってきましたか。
シロコさん「持って帰って来ませんでした(笑)紙袋ごと回収されたみたいです」
Q.おばあちゃんは紙袋だけでなく、他のものも捨てずに使うのですか。
シロコさん「はい。何でも取っておく人です。ティッシュなど一度鼻をかんだくらいでは捨てません。ポケットに入れて何度も使います」
Q.逆に、潔く捨てるものはありますか。
シロコさん「潔く捨てるものは、特に思い浮かばないです(笑)」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
シロコさん「『同じように紙袋を取っておく』という意見がたくさんありました。“紙袋あるある”のようです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
シロコさん「今のままで、思い浮かんだことを肩の力を抜いてサラサラとインスタグラムに投稿していくだけで満足です。共感してくれる方や応援してくださる方々とは、お顔も存じ上げぬのに友達のようです。それだけで、毎日の生活に花を添えたようです。老後の趣味が増えたというところでしょうか」
(オトナンサー編集部)
コメント