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「間食の機会」9カ月連続増加 客単価減少で売り上げゼロ成長も

外食・中食市場情報サービスを提供するエヌピーディー・ジャパン(東京都港区)が、外食・中食市場の2016年7~9月の動向分析を発表しました。2016年に入り「間食」の機会が9カ月連続でプラス成長しているといいます。

外食・中食市場全体の売り上げは微減している

プラス転換は「ビジネスマンによる消費増」

 外食・中食市場情報サービスを提供するエヌピーディー・ジャパン(東京都港区)はこのほど、外食・中食市場における2016年7~9月の動向分析を発表しました。同社によると、2016年に入り「間食」の機会が9カ月連続でプラス成長になったといいます。

 8月と9月は台風などが相次いだほか、9月のシルバーウイークのカレンダー並びが悪かったこともあり、外食・中食市場にとって悪条件が重なったものの、食の機会別の成長率を見ると、間食が大きく成長しました。

「食機会別 食機会数成長率」:エヌピーディー・ジャパン提供

 間食の市場は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットが主にけん引しているものの、2015年1月~12月はマイナス成長でした。プラス成長に転じた理由は「ビジネスマンによる消費が増えたから」。その一方で、間食の機会が増えると、朝・昼・夕の食事機会の減少を招くため、節約志向も追い風となり、結果的に客単価を下げる要因となっているそうです。

 同社フードサービスシニアアナリストの東さやかさんによると、打開策は「昼食や夕食の客数」を回復させること。具体的には「こだわりがありつつも『お得感』のある商品を開発したり、プレミア商品とコモディティー商品を切り分けて平行展開すること」といいます。

 東さんは「こだわりがありつつも『お得感』のある商品」の例として、牛料理店を展開するレッドロック(神戸市)がヒットの火付け役となった「ローストビーフ丼」を挙げています。

(オトナンサー編集部)