白洲迅、ヤクザ役でのアクションシーン「やり切れた」
映画「BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-」主演の白洲迅さんに単独インタビューを実施。原作の感想や、30代の仕事の目標などについて聞きました。
映画「BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-」主演の白洲迅さん。同作は、犬金組に所属する山本健太郎(白洲さん)、立花リョウ(花沢将人さん)、杉原和彦(柾木玲弥さん)のヤクザ3人組がある事件で不始末を起こしたことから、組長の思いつきで性転換&整形をさせられ、健太郎はアイリ(岡本夏美さん)、リョウはマリ(松田るかさん)、和彦はチカ(坂ノ上茜さん)としてアイドルデビューする…ジャスミン・ギュさん原作の人気コミック「Back Street Girls」の実写化作品です。
オトナンサー編集部では、白洲さんに単独インタビューを実施。原作の感想や、30代の仕事の目標などについて聞きました。
すごみや迫力を出せるか不安
Q.原作の感想を教えてください。
白洲さん(以下敬称略)「単純に面白くて爆笑しながら読んでいたのですが、それと同時に不安が募ってきて、どうやって映像化するのか想像できませんでした」
Q.この役を演じることになったとき、どう思われましたか。
白洲「この年齢でヤクザをやるとは思っていませんでしたので、うれしさもありましたが不安もありました。やるからには役作りをやっていきますが、そこまでのすごみや迫力、人間としての深みなどを出せるか不安でした」
Q.健太郎は男らしい役ですが、白洲さんが思う“男らしさ”を教えてください。
白洲「やはり懐の深さだと思います。何事も受け入れられるという。そういう意味では、女性の方が男らしさを持ち合わせているのかなと思います。懐の深さを持っている男は、男から見てもかっこいいかなと。役でそういう部分を要求されることがたまにあるので、考えたりします」
Q.男3人のシーンで印象に残っているシーンは。
白洲「土下座のシーン。本当に死にそうになりながら、体全部を使って声を出して、声をからして。体勢がとてもしんどくて、クラクラになりながらやりました」
Q.白洲さんから見た、岡本さんの健太郎はいかがでしたか。
白洲「男が性転換して女の子になって、僕が女装をするのかと思っていたら、性転換後は女優さんがやると言われました。若い女優さんがやるなら演技力がある人だろうと思っていましたが、顔合わせの時に不安は払拭(ふっしょく)されました。年齢は一番下ですが一番肝が座っているというか、この子なら任せられると思いました」
Q.アクションシーンはいかがでしたか。
白洲「前に一度やったくらいで経験は少ないですが、とても楽しかったです。あまり練習時間を取れなかったのですが、やり切れたのかなと。時間がなかった状況が、死ぬ気になってやる気持ちにつながったと思います」
Q.オフの日の過ごし方を教えてください。
白洲「基本的にインドアですが、買い物などに行くときは『出る日』と決めて動きます。基本的には家でまったりしています。ラーメンが好きなので、出向いて並んだりします。ラーメンのために鍛えています。ラーメン全般が好きなので、語り出すとノート1冊以上必要です(笑)」
Q.30代に向けての仕事の目標は。
白洲「30歳は僕の勝手な想像ですが、いろいろな世界が見えてくると思います。20代は目前のことに必死になっていましたが、30代は選択肢も増えるだろうし、目標が見つけにくくなると思います。30代だからというネガティブな捉え方はしません。30代でも40代でも新しいことを始めるのは遅くないと思います」
映画「BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-」は公開中。
(オトナンサー編集部)
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