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山寺宏一、故・石塚運昇さんのセリフ「頼む」で「いろいろな事を託された気に…」

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」でデスラー総統を演じる山寺宏一さんにインタビュー。監督らとの話し合いや作品全体の感想などを聞きました。

山寺宏一さん
山寺宏一さん

 現在、第5章まで上映している「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」でデスラー総統を演じる山寺宏一さん。同作は「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編で、イスカンダルへの航海の3年後が舞台。宇宙を席巻するガトランティスの脅威が地球に迫り…。元ヤマト乗組員が再びテレザートへの航海に挑む、日本を代表するアニメシリーズの最新作です。

 オトナンサー編集部では、山寺さんにインタビューを実施。監督らとの話し合いや作品全体の感想、役作りなどを聞きました。

「俺はカリスマだ、デスラーだ」

Q.「宇宙戦艦ヤマト2199」からデスラーを務められていますが、役が決まった時の率直の感想をお願いします。

山寺さん(以下敬称略)「ヤマトのファンで伊武(雅刀)さんのファンで、古代進の声もやっていました(笑)新しいヤマトができるということで、『また古代?』と言ったら、デスラーですと言われ、それはやるでしょうと」

Q.役作りはどのようにされましたか。

山寺「役作りは一所懸命その気になって、『俺はカリスマだ、デスラーだ』と思いながらハッタリをかましてやるくらいの気持ちでした。声優はハッタリをいくらかませるかです(笑)ビビっていないふりをしてデスラーを演じることが大事だと思いました」

Q.監督たちとはどんな話し合いをされたのですか。

山寺「実は『2202』を作る時の企画書や、福井さんの書かれた企画書を見せてもらっていました。やはり今回は『愛』を真正面から描きたいんだと感じました、そこには、ヤマトだけでなくデスラーも入るんだ、と。一番小さい時のデスラー以外をやらせていただき、その時その時の気持ちを理解しなきゃいけないと思いながら演じました」

Q.第六章の見どころをお願いします。

山寺「第六章は驚きの展開でしたね。こういう時に第六章の見どころを聞かれてしまうと困りますよね(笑)盛り上がり、ここも盛り上がり、またさらに大きな盛り上がり…と、最初の部分を忘れてしまうような怒涛(どとう)の展開から目が離せません。今後どうやってこの広げた話を回収していくのか気になります」

Q.今回はEDテーマも担当されています。レコーディング現場はいかがでしたか。

山寺「S.E.N.S. Projectのお2人から、『思うように歌ってください』と言われ、歌のテクニックもないし、ボーカルスタイルもないし、歌う仕事といえばモノマネの方が多いという話をすると、『気持ちを大切に歌ってください。この曲を山寺さんの代表作にしましょう』と言われました」

Q.共感できるキャラクターは、やはりデスラーでしょうか。

山寺「僕は自分の弱みをすぐに見せてしまう人間なので、デスラーとは対極ですね(笑)全てを背負って孤独に頑張るのがデスラーで、僕はすぐ愚痴ってしまいます。いますかね、ヤマトにそんなキャラ(笑)」

Q.「宇宙戦艦ヤマト」が今も愛され続けている理由は何だと思いますか。

山寺「一言では言えないですよね。人類の永遠のテーマを追求している作品だからでしょうか。そして、キャラの魅力などが緻密に作られています。一人一人のドラマもしっかり描かれており、見る人はいろいろなところに共感できます」

Q.土方艦長を演じられた故・石塚運昇さんのエピソードをお願いします。

山寺「この章の序盤は、運昇さんが土方を演じられています。ヤマトクルーに命令を出す声の響きは、病に侵されているとは思えない迫力でした。最後のセリフ『頼む』は土方のセリフではありますが、勝手にいろいろな事を託された気になってしまいました」

 映画「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第六章回生篇」は11月2日から上映開始。

(オトナンサー編集部)

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