カフェイン依存症になった過去描く漫画 日に日に離脱症状が…「コーヒーやめよう」と反響
カフェインの離脱症状に悩まされる経験を描いた漫画が話題に。眠気防止のため、コーヒーを飲用していた女性ですが、効果が薄く寝落ちが多かったため…。
カフェインの離脱症状に悩まされる経験を描いた漫画「カフェイン依存症 前編」がSNS上で話題となっています。眠気防止のため、コーヒーを飲用していた女性ですが、効果が薄く寝落ちが多かったため、カフェイン入りの錠剤を探すことに…という内容で「怖い」「少しずつやめるのが最適」「コーヒーを飲むのをやめようと思った」「カフェイン以外にも当てはまる」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
手軽にカフェインを摂取したかった
この漫画を描いたのは、三森みさ(ペンネーム)さん(26)です。沖縄でイラストレーターとして活動しています。
Q.漫画を描き始めたのはいつ頃からですか。
三森さん「両親が漫画好きで、漫画に囲まれて育ちました。子どもの頃から漫画を描いていましたが、妄想した内容のうち楽しい部分だけ描いては捨てていました。本格的に漫画を描いたのは今回が初めてです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
三森さん「『漫画でわかる!○○シリーズ!』的な仕事をやりたかったのです。しかし、出版社などに営業をするにも手元に作品がなかったので漫画を描こうと思いました。
エッセイ漫画は自分の経験を描けばよいし、ストーリーを考えなくてもよいので取り組みやすいと考えました。また、カフェイン依存の頃の経験を描く場合、当時の状況をそれなりに説明する必要があるので、漫画の練習にうってつけでした。
完成後、職場の上司に漫画を見せたところ、とても褒めていただき、ネット上で発表することを勧められました」
Q.カフェイン錠を飲み始めた理由は。
三森さん「作業中の寝落ちがひどかったです。また、体調不良もあり、作業が思うように進まないことが多かったです。仮眠前にコーヒーを飲んでもうまく起きられませんでした。毎回コーヒーを作るのも面倒で、手っ取り早くカフェインを取りたかったので、錠剤にたどり着きました。服用を始めて依存に気づくまで、1年ほど使用していました」
Q.カフェイン錠の飲用を始める前と後で何か変化はありましたか。
三森さん「仮眠をしなくてもよくなりました。あと、血糖値が上がるようなものを食べても眠気が全く来なくなりました。肉体労働が忙しくても、前より疲れを感じなくなりましたが、その代わりに寝つきが悪くなったり、中途覚醒したりして、頭がずっと考えごとで埋まって集中できなくなってしまいました。
もっとも、元々の体調の悪さもあって、それがカフェインだとは思いもしなかったのですが…」
Q.「依存」の自覚を持つようになったきっかけは。
三森さん「ある日、カフェインを抜く機会がありましたが、あまりの離脱症状の激しさに『これはもしや…!?』と感じました。この辺りの話は後編で描きます」
Q.カフェイン依存を断ち切ることができた理由は。
三森さん「お酒を取り扱う職場にいたので、アルコール依存の方を見たり聞いたりしていました。そのことが歯止めになっていました。
依存は量が増え、頭で分かっていても止めれないことが始まりだと知ってました。そこで、何があっても1錠以上は絶対に飲まないと決めていたのがよかったのかもしれません。逆に『依存する理屈は分かっているから、私がなるわけないだろう』と思っていて、依存に気づけなかったというのもありますが」
Q.現在、カフェインとはどのように付き合っていますか。
三森さん「カッターで錠剤を半分にし、カフェイン量を100ミリ以下にして飲んでます。私の場合、8時間で効果が切れます。もっと早く思いついていれば、徐々に量を減らして服用することができたので、ひどい離脱症状に悩まされなくて済んだと思います」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
三森さん「『カフェインにこんな効果があったなんて…』という意見が一番多かったですね。まさしく私が思ったことと同じでした」
Q.いつ後編を発表しますか。
三森さん「今のところ未定です。早ければ、2週間後に発表するかもしれません。すぐに発表できず申しわけありません」
Q.創作活動で今後取り組んでいきたいことは。
三森さん「カフェイン依存症だけではなく、他にも描いてみたいエッセイ漫画のアイデアはあるので、それも描けたらいいなと思います」
(報道チーム)
私もカフェイン依存になりかけました。仕事に行く途中で自販機があってそこで毎朝飲んで行っていました。ある日、自販機を見るとコーヒーを買いたくてたまらなくなりもしかしたら依存しているかも知れないと思いコーヒーをやめました。今でも時々無性に飲みたくなるので間をあけて飲んでいます。だって辞めること出来ないと思うので。