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40歳過ぎたら要注意! 「卵巣がん」の症状や治療法とは

卵巣がんの症状

 卵巣がんは初期症状がほとんどなく、異変に気付いた時には既に、ある程度進行していることが多い病気です。自分で気付くことができる症状としては、おなかの張りや満腹感、腹痛、胃腸の不調、頻尿などがあります。「体重は増えていないのにウエストが苦しい」「食べていないのにおなかがいっぱい」は危険信号の1つ。しこりが大きいと手で触れてわかることもあります。

 自覚症状が極めて少ない疾患のため、40歳を過ぎた人や、卵巣がんにかかった親族などがいる人は、違和感があれば早めに婦人科を受診しましょう。

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冬城高久(ふゆき・たかひさ)

医療法人社団 冬城産婦人科医院理事長・院長

山口大学医学部卒業。慶應義塾大学産婦人科学教室入局後、慶應義塾大学病院ほか複数で勤務する。2003年に冬城産婦人科医院院長に就任、2012年から同院理事長を兼務。丁寧で的確な診療が人気で、各メディアでも活躍している。日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、日本女性医学会認定医、玉川産婦人医会会長、慶應義塾大学医学部客員講師。冬城産婦人科医院(http://www.fuyukilc.or.jp/)。

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