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父の実家の“老犬”が20キロ離れた家に来た漫画 その数週間後…「泣いてしまった」と感動の嵐

父親の実家で飼っていた犬が訪ねてきた経験を描いた漫画が話題に。早朝にドアをたたく音が聞こえたため、一家が確認すると老犬の姿が…。

漫画「名犬ジャック」のカット=泉福朗(@okaeri_eripiyo)さん提供
漫画「名犬ジャック」のカット=泉福朗(@okaeri_eripiyo)さん提供

 突然、父親の実家で飼っていた犬が訪ねてきた経験を描いた漫画「名犬ジャック」が、SNS上で話題となっています。早朝にドアをたたく音が聞こえたため、一家が確認すると老犬の姿が。この犬は父親がジャックと名付け、実家で飼っていましたが…という内容で「父親に対するジャックの愛情が素敵」「飼っていた動物にも同じことがあった」「泣いてしまった」「ジャックは幸せだったと思う」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

見知らぬ土地を訪ねてきた犬の力

 この漫画を描いたのは、泉福朗(ペンネーム)さんです。漫画作品となる前のストーリーを作る「漫画原作者」として活動し、現在は趣味で漫画を描いています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

泉さん「普段、猫を題材にした漫画をよく描きますが、たまには犬のことを描こうと考えたのがきっかけです。父が飼っていたジャックのことを思い出して描きました」

Q.ジャックはどんな犬だったのですか。

泉さん「雑種です。子どもが好きでおっとりした犬だったと思います。父の実家では代々、犬を飼う際に必ず『ジャック』と名付けていました。今回の漫画で描いたのは、3代目ジャックです。歴代ジャックの中で最も長生きでした。

父はジャックを拾った張本人でもあるので、散歩も餌やりも全部担当していたそうです。犬小屋で一緒に寝たこともあると言っていました。歴代のジャックの中では、最も賢く、とにかく人間が好きで町中の人から愛されていました。ジャックと一緒に遊ぼうと訪ねてくる子どももいたそうです。

『父の犬』ではなく、『父の実家の家族』として大事にされていたため、父が結婚して、家を出ていく時に一緒に連れていけませんでした。しかし、父の職場は実家の近くだったため、しばしば、ジャックに会っていたそうです」

Q.当時、幼稚園児とのことでしたが、ジャックとの思い出は。

泉さん「私たちの家に滞在中は、ちょうど夏休みでした。ジャックと遊ぶというよりも、むしろジャックに遊んでもらいました(笑)

ジャックは当時、16~17歳くらいでした。当時の犬としては、人間に例えると長生きしたおじいちゃんだったので、孫でも相手にしているような気分だったのでは(笑)」

Q.読者からどのような意見が寄せられていますか。

泉さん「『泣けた』という感想が最も多かったことに驚きました。自分にとっては泣けるというよりも、見知らぬ土地にいるにもかかわらず、父の所在地を割り出して遊びにきてくれた犬の力に驚きましたし、心温まる思い出でした。

犬は古くから人間と付き合いがあり、人間と同じ感情を持っていると思います。情の深さは人間よりも高尚かもしれません。犬は人間の友達だと感じています」

(報道チーム)

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コメント

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2件のコメント

  1. 私は50代後半の男性です。この漫画を読んで感動すると同時に涙が出てきました。
    私も犬には何か特別な力があるのではないかと思います。おっしゃる通り、自分の死期を悟り会いに
    きたのでしょうね。犬は飼い主に忠実なんだと思います。それを感じたのは私が高校時代に飼って
    いたビーグル犬でした。フィラリアで倒れ数日間寝たきりで起き上がれない状態でした。車で病院へ
    連れて行く途中、名前を呼んだら最後の力を振り絞るかのように起き上がって私の方を見てくれまし
    た。それもすごく苦しそうに息をしながら・・・。頭をなでてあげたらわかったというようにその
    まま、またうずくまってしまいました。次の日、父から亡くなったことを知らされました。
    後から思うと最後まで飼い主の命令を聞いてくれたんだなあと・・・。本当に忠実だったと思います。
    長々と私的なコメントをしてしまい、すみませんでした。
    感動する漫画を描いてもらいありがとうございました。

  2. 泣けました。我が子のように愛している愛犬がこうして最後に会いに来てくれるとは。心から繋がっていたのだと思います。会いたかったんですね。
    私の愛犬も14歳8ヶ月で病院で息を引き取りました。いろんな病気をして、入院・手術をしましたが、いつも入院するのをいやがるのに、その日だけは自分で看護師さんのところに行きました。
    いつもと違うことに変なカンが働いてしまったことを後悔しています。そして翌朝早朝ちょうどなくなった時間に私を呼ぶ声が聞こえました。その瞬間逝ってしまったと感じ、数秒後に病院から連絡が来ました。一生忘れない最後の声です。会いたかったのだと今でも思っています。
    娘(愛犬)がいなくなってちょうど2年が過ぎましたが、今でも最愛の娘(愛犬)です。忘れられません。娘の存在はペットではなく、家族なんですよね。
    強い絆を感じさせてくれる漫画です。私も更に娘を愛していることを感じました。ありがとうございます。