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“無料食堂”のとんかつ店、今度は限定メニューで北海道東神楽町を支援 企画準備中に地震

北海道胆振東部地震からの復興を支援しようと、奈良市のとんかつ店が、北海道東神楽町の特産品を盛り込んだ期間限定メニューを販売しています。

フェアをPRする(左から)山本進町長、坂内綾花さん、金子友則店長(まるかつ提供)
フェアをPRする(左から)山本進町長、坂内綾花さん、金子友則店長(まるかつ提供)

 北海道胆振(いぶり)東部地震からの復興を支援しようと、奈良市神殿(こどの)町のとんかつ店「まるかつ」が、北海道東神楽町の特産品を盛り込んだ期間限定メニューを販売し、売り上げの一部を同町に寄付します。

 販売初日の9月21日には東神楽町の山本進町長が来店し、「再び北海道を盛り上げたいとの思いを持って来ました。東神楽町のおいしいものを食べて、『北海道っていいな』と思っていただき、お越しいただければ」とあいさつしました。

4周年企画準備中に地震が発生

 まるかつは2014年9月創業。「お腹(なか)がすいてもお金がないときや、お子さんにおいしいものをお腹いっぱい食べさせてあげたいときは、コソっと店長に相談してください」「コソッと無料でお腹いっぱい食べてもらいます」と書いたポスターが話題になった「無料食堂」を今年5月から実施しているほか、豪雪被害のあった北陸4県の人を対象にした半額サービスや、西日本豪雨被災地への寄付など被災地支援の活動もしています。

 今回は、店の4周年を記念して、北海道中央部にある東神楽町との共同企画を準備していたところ、9月6日に地震が発生し、寄付を決めました。9月30日までの「北海道東神楽町『種と実セレクト』フェアinまるかつ奈良」の限定メニュー「東神楽町セット」の売り上げの一部が寄付金になります。

 まるかつの金子友則店長に話を聞きました。

Q.東神楽町とのイベント開催に至った経緯を教えてください。

金子店長「19才の女性起業家としても話題の、フォーチュンファクトリー株式会社の坂内綾花さんが以前東神楽町を訪問した際、山本町長と面談し、町のアピールの手伝いを約束。坂内さんには仕入れ先の紹介などで当店もお世話になっていました。

まるかつには高齢のお客さまも多く、『北海道へ行けない人にも、北海道のおいしいものを食べてもらいたい』との思いもあり、坂内さんから共同企画の提案を頂き、二つ返事で『進めてほしい』と返事しました。今回のイベントをきっかけに、一人でも多くの人に、東神楽町へ観光に出かけてほしいという思いもあります」

Q.東神楽町とはどのようなところですか。

金子店長「山本町長によると、人口は1万人ほど。旭川空港がある便利な町で、お米をはじめとする農産物がおいしいところとのことです」

Q.地震でどのような被害や影響があったのですか。

金子店長「山本町長や副町長の説明では、町内の震度は『3』で、地震そのものによる大きな被害はなかったものの、2日間停電が続いた地域があったほか、観光客のキャンセルが相次いだそうです。町内唯一の宿泊施設では延べ600人のキャンセルが出て、停電で生鮮食品や冷凍食品がだめになり、廃棄せざるをえなかったそうです」

Q.「東神楽町セット」とは、どのような内容ですか。

金子店長「東神楽町の食材を使った『小松菜のおひたし』『2種類のソーセージ』(チューリンガー、アスパラ入り)がセットで300円です。そのうち100円を北海道地震のお見舞金として東神楽町に寄付させていただきます。セットは1日60食限定です」

Q.被災者など北海道の人たちへのメッセージを。

金子店長「コロッケに使うバターやジャガイモをはじめ、日頃、北海道の食材にお世話になっています。そんな大地を守り、作物を育ててくださっている皆さんをはじめ、やはり気になります。報道されないようなご苦労や不便も多いと思いますが、早い復興を祈らずにはいられません。微力ですが、お役に立ちたいと思っています」

 フェア期間中は、お米も、東神楽町と地元のJAが店に提供した「ななつぼし」を使用。東神楽町産黒豆の小鉢のサービスもあるそうです。

(報道チーム)

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