交通違反を無反省、婚活テクニックを披露…「お見合い」で会話が“命取り”になった男たち
お見合いの傾向と対策を喜々として話す
「今日の渡辺さんは、お断りでお願いします」
渡辺義則さん(38歳、仮名)とお見合いを終えた、吉田絵里さん(34歳、仮名)から、連絡が入りました。お断りの理由は、こうでした。
「簡単な自己紹介の後に、『この活動をどれくらいやっているんですか』と聞かれたんです。『2年やってます』と正直には言えないので、『まあ、半年くらいですかね』と、適当にごまかしたんです。そうしたら、『そうですか。僕はもう2年半になります。80人くらいに会いましたね』とおっしゃって、そこから婚活の傾向と対策講座が始まったんです」
話を振っても、一問一答で話が膨らまない人は、45分くらいでお見合いを切り上げる。男が話の聞き役に回るとうまくいく。また会いたいと思った女性には、会話に出てきた彼女の好きな場所や料理などを覚えておいて、帰り際に、「ぜひ今度、そこに行きましょう」と誘う、などなど。
「笑顔で熱弁されていました。そして、帰り際に、『今度ぜひ、和食を食べに行きましょう』って言われたんです。『好きな食べ物は何ですか』と聞かれた時に、『あっさり系のものが好きです』と言ったからだと思うんですね。自分のお見合いの手の内を見せて、別れ際に誘われても、何だか興ざめでした」
そして、渡辺さんの相談室からは、「交際希望」が来ました。渡辺さんのお仲人さんからのコメントは、こうでした。
「とても楽しい時間を過ごせたそうです。こちらは“交際希望”でお願いいたします。そちら様は、いかがだったでしょうか」
お見合いの会話で、勤めている会社や住んでいる場所、電話番号などの個人情報を聞くのは、御法度とされています。連絡先は、交際に入ってから仲人を通しての交換になります。さらに、お相手の活動歴や恋愛遍歴を聞くのも失礼にあたることとされているのです。まして、そこからお見合いの傾向と対策の話をされて、心地良いはずがありません。
また、お相手がニコニコと話を聞いているからと言って、それで楽しんでいると思ったら大間違いです。良識ある大人だったら、話しているお相手を不快にさせないように、うなずいたり、笑顔を作ったりしながら話を聞きます。
「あんなに盛り上がっていたのに、なぜお断り?」という場合は、盛り上がっていたと思っているのは自分だけで、お相手はただ話を合わせていたにすぎないと思いましょう。


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