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交通違反を無反省、婚活テクニックを披露…「お見合い」で会話が“命取り”になった男たち

1時間程度の「会話」で、交際するかどうかを判断するお見合い。ふとした発言が、その後の展開を大きく左右することもあるようで…。

お見合いでは、不用意な発言に要注意?
お見合いでは、不用意な発言に要注意?

 それまで全く知らなかった他人同士が、結婚を前提に身上書を交わして出会うのがお見合いです。生活している中で自然に出会い、そこから時間を共にしていくうちに恋愛に進展し、結婚していくカップルとは、そもそも関係の築き方が違います。1時間程度のお見合いでは、不用意に発した言葉が命取りになったり、誠実に話すことでピンチがチャンスに変わったりするのです。

 今回は、そんなケースをご紹介します。

自営業の男性の“子どもじみた”発言

 会社員の伊藤薫さん(36歳、仮名)は、自営業の大瀧洋一さん(41歳、仮名)とお見合いをしました。その結果を尋ねると、こんな答えが返ってきました。

「大瀧さんは、とても明るくてお話も面白い方でしたが、お断りでお願いします。出会い頭に話された、『運転中に携帯』の話が、やはり忘れられませんでした。会社を経営している41歳の男性にしては、子どもじみている気がしたんです。最低限のルールですから」

 実はこの日、大瀧さんは電車の遅延で、お見合いに5分ほど遅れてきました。

 私と薫さんが、お見合い場所のホテルのティーラウンジ入り口で待機していると、遅れる旨の連絡が入ってきました。そこは、婚活者は誰もが知っているお見合いメッカのホテル。11時が近づくと、カフェにカップルが続々と入り出し、瞬く間に順番待ちの列ができてしまいました。

 そこへ、大瀧さんが5分遅れでいらっしゃったのですが、カフェの順番がまだ来ず、3人で立ち話をしながら待っていました。

 その時、電車が遅延した話から、大瀧さんは普段の仕事は車の移動が多く、電車にはめったに乗らないことを知りました。そして、「運転中に携帯で話していて警察官に見つかり、切符を切られた」という話になったのです。大瀧さんは、笑顔を作りながらも愚痴るような口調でこう言いました。

「仕事の緊急の電話だったんです。車を路肩に停めて話せばよかったけれど、適当な駐車スペースがなかったし、何より急いでいた。そしたら、たまたま警察官に見つかっちゃって、車を停められて切符を切られたんです。まあ、運が悪い」

 さらに、こう続けたのです。

「だからね、警察官に言ったんですよ。『仕事の緊急な電話なんです。運転しながら携帯で話してるのって、僕だけじゃなく、みんながやっていることでしょう』ってね」

 しかしながら、これは明らかに法律違反。「みんながやっているのに、なんで僕だけ」と言えることではありません。飲酒運転もしかりで、事故につながるかもしれない危険な行為なのです。

 これを初対面のお見合い相手に言ってしまうのは、全く反省をしていない証拠。薫さんは、そこがどうしても気になってしまって、“交際希望”を出すことができませんでした。

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。あいかつハウス公式サイト(http://aikatsuhouse.grupo.jp)。

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