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安田顕、結婚の大変さは「お互いのエゴ」

映画「愛しのアイリーン」主演の安田顕さんにインタビュー。農家の両親と暮らす宍戸岩男を演じた感想や結婚観などを聞きました。

安田顕さん
安田顕さん

 新井英樹さんの同名漫画を実写化した映画「愛しのアイリーン」(9月14日公開)主演の安田顕さん。安田さん演じる、農家の両親と暮らす宍戸岩男は、両親から見合いを持ちかけられても応じません。会社の同僚にフラれたショックから国際結婚斡旋会社を訪問し、フィリピン人のアイリーン(ナッツ・シトイさん)と結婚しますが…国際結婚や農村の後継者問題などの社会問題も取り上げた作品です。

 オトナンサー編集部では、安田さんにインタビューを実施。演じた感想や結婚観などを聞きました。

妻に「これが代表作になるかも」

Q.オファーされたそうですね。 

安田さん(以下敬称略)「話を頂いて僕から断ることはありません。原作を読み、衣装合わせで吉田恵輔監督(※「吉」は「土」に「口」)に『見た目があまりに違うからどうですかね』と話したら、『ビジュアルは全然違いますが、内面で見せましょう』と言われました」

Q.岩男を演じていかがでしたか。 

安田「マネージャーさんの中では、受けるかどうか割れたみたいです。ただ途中から『やってよかったね』と言ってもらいました。撮影が終わった後、『これが代表作になるかもしれない』と妻に話しました。映画が売れる売れないは関係なく」

Q.岩男と似ている部分はありましたか。 

安田「ない方がよいのですが、追い込まれた時にそうなるのかなというのは似ているかもしれません。アイリーンに『ゴーフィリピン』と言うシーンや、金を投げるところとか、試写で見ると、演技を超えたものでやっているなと思ってしまい、すごく嫌でした。認めたくはないですが、そういうものがあるんだなと」

Q.室蘭のご出身ですが、村社会のエピソードはありますか。 

安田「番組で室蘭に日帰りしたのですが、小学校に行きました。建物って面白いもので、忘れていたことを思い出して泣きそうになりました。隣にいた人が脳科学の人で、『建物ってそうで、入ると思い出したりするんですよね』と言われて、なるほどと思いました。アイリーンの最後の方もそういうところがあり、フィリピンから来て、日本の看板など、見過ごしてきたものが終盤、特別な意味を持つことがあると熱くなりました」

Q.吉田監督との初仕事はいかがでしたか。 

安田「良い意味で半端ない、クレイジーな方ですね。他に表現できないかも。雑談の中で『撮りたいものを撮る。ズレていたらそういうこと』とおっしゃっていて、撮りたいものを撮る人というのはよくわかりました」

Q.安田さんにとって結婚とは何でしょうか。 

安田「自分の半分ですね。結婚してもう24年で人生の半分を共にしているので」

Q.結婚の大変さはどんなところでしょうか。 

安田「お互いに相手にささげているつもりでもエゴはありますから、そこですね。結婚をテーマにした映画に続けて出演していますが、一つは帰ったら死んだふりをしている妻、もう一つは買われてくる妻、いろいろあって面白いですね(笑)」

 映画「愛しのアイリーン」は9月14日から全国公開。

(エンタメチーム)