ゲーセンのバイト時代に見た客の“悪事”描く漫画 投入口にジュースを…「器物損壊罪」の声も
ゲーセン店員のアルバイト時代の体験を描いた漫画が話題に。穴を開けてテグスを通したメダルを投入口に入れる行為など、客の「悪事」の数々が…。
ゲームセンター店員のアルバイト時代の体験を描いた漫画「惑わされる私」がSNS上で話題となっています。「ゲーセンでは日夜 悪事が繰り広げられている」で始まる同作。お金を支払いたくないので、穴を開けて、テグスを通したメダルを投入口に入れる行為に始まり…という内容で、「あるあるです」「やんちゃですね」「器物損壊罪が当たり前」などの声が上がっています。漫画の作者に聞きました。
猫を描くことが好き
この漫画を描いたのは、漫画家の後藤羽矢子(ペンネーム)さんです。4コマ漫画の雑誌や青年誌で連載を担当しており、5月にも、ゲーセン店員時代の体験を描いた漫画をSNS上で発表しています。
登場人物を「猫」で描いている理由は、猫を描くことが好きで、猫は描くのが楽だからだそうです。
Q.ゲームセンターでアルバイトされていたのは、いつ頃ですか。
後藤さん「20歳の頃ですが遠い昔です。現在のゲームセンターとは違う部分もあると思います」
Q.コインに穴を開ける方法は、見つからなければ半永久的にゲームができたのですか。
後藤さん「漫画にも描きましたが、コインを入れることはできますが、引っ張り出すことはできません。途中でつっかえてエラーコールが鳴るようにできており、コールが鳴った時点で犯人は逃げ出します。投入口が詰まるのでコインを取り出すのが手間でした」
Q.レシートを燃やしたり、コインの投入口にジュースを入れたりする人は、実際にいたのでしょうか。
後藤さん「実際にいました。たまたま目撃したことを描きましたが、見ていないうちに、いつの間にかジュースがこぼされていたこともありました」
Q.その他、お客さんの「悪事」で多かったものを教えてください。
後藤さん「一番多いのは『台パン』といって、ゲームの筐体(きょうたい)を殴ったり、蹴ったりすることです。そうそう壊れはしませんが、してほしくはないですね」
Q.ゲーセンの漫画はシリーズ化するのでしょうか。
後藤さん「ネタはたくさんあるので、気が向いて手が空いた時にチョコチョコ描いていこうと思います」
Q.今回の作品について、どのような反響がありましたか。
後藤さん「一番多かったのは『出禁では甘い。警察に突き出すべき』という反応ですね。しかし、店の方針などがあるので、そう簡単なものではありません。このような破損は、よほど悪質でない限り、ゲームセンターを経営する上での消耗の一つと捉えていました。私もうっかり筐体の部品を壊したことがあります」
(報道チーム)
あと、定番の筐体叩きも地味にいらっとくますね。
ミニクレーンゲームを揺らして景品取ろうとしたり、最近では無理だけど取り出し口から手をいれたり…
一番腹立たしかったのは、景品補充の最中に寄ってくる放置子が景品クレクレ、断るとケチと罵り逃げていくこと
「何となくやってみた」ことの結果によっては
弁償という責任が伴うことも教えましょう。
機械を壊されたり、メンテナンスにお金がかかった場合は
きっちりその経費と迷惑料は請求したいです。